一人目と全然違う?二人目の帝王切開で感じた不安と乗り越え方
「一人目と痛みも流れも違うのかな…」って、そわそわしますよね。
大丈夫。ポイントを“見える化”しておくと、心がちょっと軽くなります。
変わらないこと:お腹の手術であること、術後しばらくは安静と痛み対策が必要。
変わりうること:切開のしかた、所要時間、麻酔の組み合わせ、立ち会い・面会など【施設差あり】。
まずはここを主治医と共有して「うちはどうなりそう?」を確認しておきましょう。
この記事の目次
一人目と二人目、どこが違う?

ざっくりいうと、「見通しは立てやすいけど、上の子対応が増える」です。
予定手術になりやすく、段取りは組みやすい。
でも、前回の瘢痕や癒着、胎盤の位置しだいで所要時間や出血量に“幅”が出ることも。
麻酔は脊椎麻酔+(場合により)硬膜外などの選択肢あり【施設差あり】。
不安を小さくする3ステップ

書き出す:気がかりをメモ(吐き気対策・痛み止め・面会・上の子の送迎など)。
分ける:医療のこと(主治医へ)と生活のこと(家族・支援先へ)。
決める:役割分担と代替案まで“紙&スマホ”に残す。
【推測】この3つだけで、当日までのモヤモヤはかなり減ることが多いです。
出産計画書(バースプラン)、ここだけ書けばOK
- 麻酔の希望と吐き気対策(必要なら前投薬の相談)。
- 術後の鎮痛の希望(夜間も切れ目なく使いたい 等)。
- 授乳のサポート(開始タイミング、姿勢の工夫)。
- 立ち会い・面会・絶食のルール確認【施設差あり】。
- もしもの時の連絡先(家族・実家・ファミサポ)。
- 所要時間の目安と“長引く場合の理由”は?
- 離床・母子同室の開始目安は?【施設差あり】
- 術中の寒気・吐き気、どう対策できますか?
- 痛み止めはどんな選択肢がありますか?
役割分担と上の子ケア
- 送迎表:誰が・どの曜日に・何時に(代替案も書く)。
- 夜の担当:寝かしつけ担当/ミルク準備担当/洗濯は翌朝回す 等。
- 非常時:保育園休み・発熱時は“この順で連絡”の一覧。
- 食事は宅食・冷凍・ネットスーパーで無理しない(発注アカウントは家族で共有)。
入院前の“持ちもの最終チェック”

- 前開きパジャマ/授乳ブラ/腹帯(使うかは医師の指示)
- 書類一式(同意書・保険証・母子手帳・アレルギー一覧)
- リップ・保湿・延長コード(充電)
- 授乳クッション(創部の負担を減らしやすい)
- 飲み物は絶食ルールに注意【施設差あり】
医師・助産師とのコミュニケーションのコツ
- 前回の痛みの波、きつかった時間帯、副作用(吐き気・かゆみ等)を具体的に伝える。
- 家族の支援状況や上の子の預け先も共有(医療側の段取りが変わることがあります)。
- 小さな疑問も遠慮なく。メモして持参が一番確実。
回復の進め方
※正確な時期は人それぞれ。ここは目安としてどうぞ。
- 痛みは我慢しない:処方薬は計画的に(夜間も切らさない)。
- 創部ケア:清潔・乾燥。赤み・腫れ・悪臭・発熱は受診サイン。
- 動き方:咳・くしゃみはクッションで押さえて腹圧を逃がす。
- 授乳姿勢:横抱き/フットボールで創部を守る。
- 歩く量:少しずつ増やす→体調みながら無理しない【施設差・個人差あり】。
- 抱っこは“腰を落として短時間”、抱っこ紐はウエストベルト高めが楽。
帝王切開後の回復については下記の記事をどうぞ♪
二人育児を回す“仕組み”
- 冷蔵庫に朝夜ルーティン表。誰でも見て動ける形に。
- “同時泣き”は上の子を先に落ち着かせる、など家庭ルールを先に決めておく。
- 夜は授乳と鎮痛薬のアラームで、痛みを先回り。
- 完璧はめざさない。今日はできない家事があってもOK。
よくある質問

Q. 一人目より痛みは強い?早い?
個人差が大きく、どちらとも言えません。
ただ、流れを知っている安心感と、事前の鎮痛計画で不安は和らぎやすいです。
迷ったら遠慮なく追加鎮痛を相談を。
Q. 入院はどれくらい?
【施設差あり】。数日の幅があります。
あなたの病院の基準を主治医に確認するのが確実です(正確な平均値は不明)。
2人目:6日
3人目:8日
でした。2人目の時は早く帰ってもいいよ~って言われたので、上の子もいるしと少し早めに退院。
Q. 立ち会い・面会・絶食ルールは?
病院ごとに違います。書面や院内サイトの最新版を確認しましょう。
2人目:クリニック→立ち合いNG、上の子も面会OK、翌日昼からごはん開始
3人目:総合病院→立ち合いNG、面会大人だけ、翌日昼からごはん開始
最後に
深呼吸。やることは多いけど、「書く→分ける→決める」で一気に楽になります。
専門的な判断(麻酔・鎮痛・合併症・創部管理など)は、専門家に確認することをお勧めします。
(2025年10月時点)
