帝王切開入院バッグの【必要なもの&不要なもの】完全ガイド
最低限は 貴重品一式/ストロー付きキャップ/前開きワンピース型パジャマ/産褥ショーツ/長い充電ケーブル/着圧ソックス。
逆に、大きな抱き枕・読まない本の束・多すぎる衣類は後悔しやすいアイテムです。
この記事の目次
この記事でわかること

- 帝王切開ならではの本当に役立つ必須アイテム
- 術後の体をラクにする便利グッズ
- 先輩ママが「これは不要だった」もの
- 準備を始めるタイミング/入院期間の目安/費用制度のポイント
- そのまま使えるチェックリスト & 荷造りテンプレ
帝王切開の入院準備は「普通分娩と同じ」でOK?

帝王切開は腹部を切開する手術。
術後数日は起き上がる・歩く・授乳するなど、何気ない動きが想像以上に負担になります。
だからこそ、
- 小さい鞄とS字フック
- 寝たまま飲めるストロー付きキャップ(シリコンがいい)
といった“動かずに済む工夫”が決め手になります。
私は:術後~術後1日は体を起こすだけでしんどい。
ので、ストローキャップと小さい鞄の中にスマホなどを入れてS字フック(ベッド柵に装着)で「手を伸ばすだけ」の環境を作ったら、一気にストレスが減りました。
先輩ママに聞いた帝王切開のグッズは↓
これ参考にしたら大正解!!
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いつから準備する?
体調が安定しやすい妊娠28週頃から少しずつ。
計画帝王切開でも、前倒しの入院や破水の可能性はゼロではありません。
遅くとも34週までに持ち出せる状態に。
28〜30週:支給品・洗濯・レンタルの確認/リスト化
31〜33週:ネット購入(パジャマ・ショーツ・ガジェット類)
34週:バッグ3分割でパッキング/玄関に設置
37〜38週台:計画帝王切開の多い時期(医師指示に従う)
私の場合
私は、1人目の時ぎりぎりで用意しようと思ってて(なんて馬鹿)、38週で破水→帝王切開に。
2人目は早めにしようと思ってたのにも関わらず、これまた準備する前の36週に破水。
ということで3人目は33週に準備終わらせたら、なんとまあ33週で切迫早産で入院。笑
入院準備は本当に何があるか分からないから早めがいいです!!
これめっちゃ参考になったよ↓
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入院期間の目安
帝王切開での出産は、経膣分娩に比べて入院期間が長くなる傾向にあります。
多くの産院では、手術後の母体の回復をじっくり見守るため、7日間から10日間程度を入院期間の目安として設定しているでしょう。
もちろん、これはあくまで一般的なケースで、産後の経過や病院の方針によっては2週間近く入院することもあります。
なぜなら、帝王切開は開腹手術であり、術後の傷の回復や痛みの管理に時間が必要だからです。
感染症などの合併症を防ぎながら、ベッドから起き上がる練習や歩行訓練を段階的に進めていかなければなりません。
そのため、医師や助産師のサポートのもとで、安心して体を慣らしていく期間が重要になるのです。
通常、術後7日目頃に抜糸や抜鉤(ばっこう)を行い、母子ともに健康状態が安定したと判断されれば、晴れて退院となります。
2人目:6日
3人目:8日
でした。2人目の時は早く帰ってもいいよ~って言われたので、上の子もいるしと少し早めに退院。
失敗しない3つの準備ポイント

1)病院の設備・支給品を先に確認
- 「お産セット」の中身(産褥パッド、消毒綿、赤ちゃん用品など)
- パジャマ・タオルのレンタル有無と料金
- Wi‑Fi/コンセント位置、延長コードの可否
- コインランドリー(洗剤の持参要否、利用時間)
帝王切開のセットがだいたいあると思うので、そこに帝王切開に必要なものは入ってます。
洗濯は産院がしてくれることもあるし、自分で回す、パジャマやタオル類は借りれるなど、産院によっても全然違うので、確認が◎
2)洗濯計画で持ち物が半分に
- 院内洗濯可:着替えは2〜3セットで回す
- 洗濯不可・安静指示:家族回収 or レンタル活用
私の場合は
1人目:クリニック→全部院内で洗濯・乾燥してくれた
2人目:クリニック→洗濯は自分で
3人目:総合病院→コインランドリーで自分で
3)バッグは用途で3分割
- 貴重品バッグ:手続き・会計・連絡用(常に手元)
- 手術当日バッグ:術前〜術直後に使う物(ベッド脇)
- 入院生活バッグ:パジャマや洗面用具(後から家族に搬入でもOK)
手術直後は動けないので、翌日までいるものは小さい鞄に入れて手元に。
術後すぐ使うパジャマや腹帯などは手術当日バッグへ。
残りは入院生活バッグとしてまとめました。
必要なものリスト:貴重品バッグ

必須
- 母子手帳/健康保険証/診察券/印鑑
- 現金1万円程度(千円札・小銭多め)・キャッシュレス決済
- スマートフォン/充電器/本人確認書類
- 筆記用具(同意書記入・メモ用)
あると安心
- 医療保険の証券コピー(給付金申請に備える)
- マイナンバーカード or 保険情報がわかる書類
メモ:限度額適用認定証は事前申請しておくと会計がスムーズ(高額療養費制度)。
帝王切開と分かった段階で申請しとくと◎
必要なものリスト:手術当日バッグ(=“陣痛バッグ”相当)
必須
- 飲み物(500ml×2)+ペットボトル用ストローキャップ
- 前開きのワンピース型パジャマ(1枚)
- 産褥ショーツ(1〜2枚/股上深め)
- 夜用ナプキン数枚(病院支給があれば最小限)
- 着圧ソックス(血栓予防・むくみ対策/指示に従う)
- フェイスタオル2〜3枚/リップクリーム
- スマホ+モバイルバッテリー or 2〜3m充電ケーブル
- S字フック(ベッド柵にゴミ袋・小物を掛ける)
あると便利
- ゼリー飲料(許可が出れば術後の補給に)
- イヤホン/アイマスク・耳栓(大部屋対策)
- ポケットティッシュ・ウェットティッシュ
必要なものリスト:入院生活バッグ

衣類・寝具
- 前開きパジャマ 2〜3枚(ワンピース型が楽)
- カーディガンや薄手ガウン(寒暖差対策)
- 産褥ショーツ 3〜4枚/授乳ブラ 2〜3枚
- 滑りにくいスリッパ(踵ありだと安全)
- 靴下(冷え&むくみ対策)
ケア用品
- 大判ボディ用ウェットシート(入浴前の清拭に)
- 洗面用具(歯ブラシ、ミニ洗顔、保湿)
- 乳頭ケアクリーム(必要に応じて)
- お腹を圧迫しない腹帯・骨盤ベルト(医師の許可範囲で)
ガジェット・小物
- 2〜3mの長い充電ケーブル or 延長コード
- スマホスタンド(動画・オンライン手続きが楽)
- 小さめエコバッグ(洗濯物の一時保管)
- ビニール袋(汚れ物・ゴミ分別)
赤ちゃん関連(病院の方針で変動)
- 退院時の肌着・ウェア一式/おくるみ
- 退院用おむつ数枚(病院支給があれば不要)
産院で写真を撮ろうと思ってる人は撮影グッズもあるといいかも!
先輩ママが「不要だった」もの
- 大きな抱き枕:ベッドが狭く、点滴・授乳で出番少なめ
- 読み切れないほどの本・雑誌:スマホと短時間の睡眠がメインに
- メイク道具一式:保湿中心で十分。最低限の身だしなみでOK
- 衣類の持ち過ぎ:洗濯・レンタル活用で3セット回せば足りることが多い
迷ったら「最初の48時間で使うか」で仕分け。
使わない物は“入院生活バッグ”に回すと軽くなります。
帝王切開後に役立つ“ちょい足し”便利グッズ

- S字フック:ゴミ袋・水筒・小物をベッド柵に集約
- ペットボトル用ストローキャップ:寝たまま水分補給
- 長い充電ケーブル:コンセントが遠い問題を解決
- 着圧ソックス:むくみ軽減(病院の指示優先)
- リップ・保湿ミスト:院内の乾燥対策に
- 使い捨てストロー/紙コップ:面会家族にも共有しやすい
例えば、S字フック+小さなポーチを吊るすと、リモコン/リップ/スマホを「目をつぶっても取れる位置」に固定できます。
よくある質問(Q&A)
Q. 入院当日バッグと入院バッグは分けるべき?
A. 分けるのが正解。術後すぐ必要な物と、後から持ち込めば良い物を分離すると、当日の移動が格段にラクになります。
Q. パジャマは前開きワンピース型じゃないとダメ?
A. 前開き推奨。採血・診察・授乳で着脱が容易、ウエストゴムが傷に当たりにくいのが利点です。
Q. いつ手術日が決まる?
A. 計画帝王切開なら34〜36週頃に医師と相談して確定するのが一般的。
37〜38週台に設定されることが多いです(状況により前後)。
Q. 入院費用はどのくらい?
A. 帝王切開は公的医療保険の適用。自己負担は施設・個室利用・合併症の有無で変動しますが、出産育児一時金(50万円)や高額療養費制度を併用すると窓口負担を抑えやすくなります。
詳細は加入保険・病院会計で必ず事前確認を。
そのまま使えるチェックリスト(保存版)
□ 貴重品:母子手帳/保険証/診察券/印鑑/現金/スマホ/充電器
□ 手術当日:飲み物×2/ストローキャップ/前開きパジャマ/産褥ショーツ/夜用ナプキン/着圧ソックス/タオル/リップ/S字フック/長い充電ケーブル
□ 入院生活:前開きパジャマ×2〜3/授乳ブラ×2〜3/ショーツ×3〜4/ガウン/スリッパ/大判ウェットシート/洗面用具/乳頭ケア/延長コード/スマホスタンド/エコバッグ/ビニール袋
□ 退院準備:赤ちゃんの肌着・ウェア/おくるみ/ベビーシート(車移動)
迷ったらここだけ読んで:推し3選

ペットボトル用ストローキャップ — 寝たまま飲めて看護師さんの手も煩わせない。
前開きワンピース型パジャマ — 傷に当たらず、診察・授乳がスムーズ。
S字フック+小ポーチ — ベッド周りの“行方不明”をゼロに。
まとめ
チェックリストで“当日慌てない”を実現
先に病院の支給品・設備・洗濯を確認 → 荷物が半分に。
バッグは3分割で、当日必要な物だけを軽く。
動かずに済む工夫(ストロー・前開き・長い充電ケーブル)が回復の近道。
出産当日、あなたは赤ちゃんを迎えることだけに集中してOK。
