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【震撼】ファイトケミカルスがすごい!驚くほど良くわかるファイトケミカルスのまとめ。

「ファイトケミカルス」って言葉聞いたことありますか?ここ数年、アンチエイジングや病気の予防に役立つとして注目されてきています。

ファイトケミカルスを摂れば、若々しく健康でいられるかも!?

今回はこのファイトケミカルスがなんなのか、どういう効果をもたらすのかなどについて勉強していきましょう。

 

ファイトケミカルスとは?

ファイトケミカルスとは、植物中に存在する天然の化学物質です。ファイトケミカルとも言われます。活性酸素を吸収する力や免疫力をアップする働きがあり、アンチエイジング、ガンなど多くの病気の予防に役立つと考えられています。

ファイトケミカルスが注目されている理由は、抗酸化力です。私たちは、鉄がサビることと同様、放っておくとしだいに酸化してしまいます。酸化とは物が酸素と結びつくことをいいます。

特にと酸化力の強い酸素を活性酸素といい、これを取り去ること、すなわち酸化を防ぐ源である抗酸化力は、生命を若々しく維持する力として注目を集めています

酸化は、さまざまな病気や老化、しみやそばかすの原因とされ、がんや認知症、生活習慣病とも密接な因果関係があるといわれています。それにに対し、ビタミンやミネラルなどの栄養素とともに、ファイトケミカルスを上手に摂り入れることで、疾患の予防に役立つのではと注目されているのです。

そして、この余計な活性酸素を吸収してくれるという働きから、第七の栄養素としても注目されています。

実は・・・

活性酸素は、普通に生活していても体が作り出すもので、適量であれば菌から細胞を守る役割を果たしてくれます。しかし、偏った食生活や不規則な生活などがきっかけで大量に発生してしまうと、細胞を攻撃して細胞の劣化を引き起こしてしまうのです。細胞の劣化は深刻化すると、病気や生活習慣病につながるため、活性酸素に対する対策は必要になります。

 

第七の栄養素?

ここで疑問に思ったかもしれませんが、第七の栄養素という言葉は聞いたことありますか。私は初めて知りました。

五大栄養素はご存知ですよね?

  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物(糖質)
  • ビタミン
  • ミネラル

これに食物繊維を加えたものが六大栄養素、そして六つにファイトケミカルス=抗酸化物質を加えた七つを第七栄養素と言われています

また、ファイトケミカルスとは、ファイトが植物を意味し、ケミカルは物質や成分を意味しています。このため植物栄養素と呼ばれることもあります。

植物栄養素という通り、野菜や果物には豊富にビタミンやミネラルが含まれていますが、それ以外にもポリフェノール、イソフラボン、カテキンなどをはじめとする体にいい作用をもたらしてくれるものがあります。これらををまとめてファイトケミカルスと呼び、これらがもつ抗酸化作用を、第七の栄養素としているんですね。

 

ただ、第七の栄養素という位置づけになっていますが、その他の六第栄養素は必須栄養素なのに比べて、ファイトケミカルスは必ず摂らばければならない必須栄養素ではないのです。

しかし、ファイトケミカルスを摂ることにるメリットが大きいため、注目されています。

 

注目されている主なファイトケミカルスの効果

ファイトケミカルスは、野菜、果物、豆類、芋類、海藻、お茶やハーブなど、植物性食品の色素や香り、アクなどの成分から発見されましたが、その数はなんと、約一万種類もあると言われています。

その中で代表的なのが、

  • ポリフェノール
  • カロチノイド
  • イオウ化合物
  • テルペン類
  • βグルカン

があります。ファイトケミカルの効果をみてみましょう。

 

ポリフェノール

ポリフェノールは、植物が光合成を行う際に作られる物質で、植物がもつ苦味や渋味、色素の成分のことをいいます。 ブドウがもつ紫色など皮や種などに含まれる色素成分や、お茶などに含まれる独特の苦味や渋味、アクなどの成分を総称してポリフェノールと呼びます。

そして、ポリフェノールは、さらにフラボノイド系と非フラボノイド系に分類されます。

●フラボノイド系
・アントシアニン→赤ワイン、ブドウ、ブルーベリーなど(肝機能の向上、疲れ目の解消)
・イソフラボン→大豆(エストロゲンと同作用)
・ケルセチン→緑茶、リンゴ、玉ねぎ(アレルギー抑制作用)
・ヘスペリジン→柑橘類(ビタミンCのサポート)
・カテキン→ ワイン、お茶、リンゴ、ブルーベリー(殺菌作用、血中コレステロール低下、高血圧予防)
・タンニン→お茶、赤ワイン、柿、バナナ(殺菌効果)

●非フラボノイド
・クロロゲン酸→コーヒー(消化器、代謝性疾患改善作用)
・ロズマリン酸→シソ、ローズマリー(糖の消化を妨げる)
・リグナン→ゴマ(女性ホルモン調整作用)
・エラグ酸→イチゴ(美白効果)

 

カロテノイド

カロテノイドは黄、橙、赤色などを示す天然色素の一群です。β-カロテンやα-カロテンが知られています。

・β-カロテン→黄色の野菜、ニンジン、かぼちゃ、ブロッコリー(眼病予防、美肌効果、がん予防)
・α-カロテン→黄色の野菜、ニンジン(抗腫瘍効果、がん予防)
・ルテイン→緑色の葉野菜、キャベツ、ほうれん草(眼病予防)
・リコピン→赤色の野菜、トマト、アンズ(血糖値を下げる、動脈硬化予防、美白効果)
・ゼアキサンチン→橙色の野菜、オレンジ、マンゴー(眼病予防)

 

イオウ化合物

イオウを含む化合物のことを指します。抗菌、抗酸化作用があるとされ、抗がん作用も期待されています。

・アリシン→ニンニク、玉ねぎ、ニラ(抗菌・抗カビ作用、風邪の予防)
・アリイン→ニンニク、玉ねぎ、ニラ(血液サラサラ効果、抗菌・抗カビ作用、疲労回復作用)
・アホエン→ニンニク(抗血栓剤作用、抗菌作用、がん予防、認知症予防)
・イソチオシアナート→大根、ワサビ、ニンニク、キャベツ(発ガン抑制作用、殺菌作用、食欲増進作用)
・アリルメチルトリスフィド→ニンニク、玉ねぎ(血液凝固防止作用)
・ジアリルスルフィド→ニンニク、玉ねぎ、らっきょう(解毒酵素活性化、がん予防)

 

テルペン類

テルペンとは、植物の精油成分に含まれる成分です。特有の香りや苦みをもっています。

・リモネン→レモン、オレンジ(リラックス効果、がん予防、免疫力向上)
・ジテルペン→ローズマリー、セージ(免疫力向上、抗腫瘍作用)

 

βグルカン

βグルカンは、キノコ類やパン酵母、黒酵母などの酵母に含まれている、食物繊維をの仲間です。

・βグルカン→きのこ類、酵母、大麦(がん予防、コレステロール値低下作用、整腸作用)

 

ファイトケミカルスは、野菜や果物の中でも、普段は捨ててしまう皮や種子に多く含まれています。より効率的にファイトケミカルスを摂取するには、調理法を工夫する必要があります。

そして、ファイトケミカルスをバランスよく摂るには、食材の色素成分、赤・橙、黄、緑、紫、黒、白の7色です。この7色がそろえば、自然とバランスよく摂取できます。

毎日7色摂れなくても、1週間単位で各色を摂取する気持ちで大丈夫です。

 

有機栽培のものを選ぼう

実はファイトケミカルスは、一般栽培されている野菜や果物よりも有機栽培のものに多く含まれているということが分かっています。

例えば、ブドウやブルーベリーに多く含まれるアントシアニンは、一般栽培に比べると有機栽培の方がアントシアニンの含有量が1.5倍ほど多いんです。

有機栽培となると少し値段は高くなりますが、効果的に摂取しようと思えば、有機栽培を選択するのもありですね。

基本的に、ファイトケミカルは野菜に含まれているので、野菜や果物を意識して取り入れるようにしましょう。

 

おすすめなのはファイトケミカルのスープ

ファイトケミカルスープとは、野菜スープのこと。簡単で比較的安くで作ることができるので、ある意味最強のスープかもしれません。

作り方も簡単です。レシピはハーバード大学式野菜スープを参照。

〇キャベツ 100g
〇玉ネギ 100g
〇ニンジン 100g
〇カボチャ 100g
〇水 1リットル

野菜は皮ごと使い、30分煮込むだけ。冷凍すると2週間ほど持ちます。他に旬の野菜を使ってもいいですね。

基本的に紹介されているスープは味付けはしません。味付けはしなくてもおいしいですが、慣れるまではコンソメや塩で味付けしてもおいしいです。

ほかにもカレーにしたり、みそ汁として食べたりとアレンジ方法も無限!

また、ファイトケミカルスープダイエットをいうダイエット方法もあります。このダイエット方法は毎日の食事にファイトケミカルスープを取り入れる方法です。

血糖値の上昇を防ぐ、代謝がアップする、免疫力アップ、美肌効果が期待できます。

ダイエット目的では、食前に飲むことが推奨されており、目的別に飲む量のおすすめもあります。

・健康維持 200ml 1~2杯
・ダイエット 200ml 2~3杯
・免疫力アップ 200ml 3~4杯

簡単にできるダイエット方法でもあるので、一度試してみてもいいのではないでしょうか。

 

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まとめ

摂る必要がないとはいえ、ファイトケミカルスを摂ることによってさまざまな効果があることが分かりましたね。

女性の中で話題の「アンチエイジング」や今後長生きしようと思ったら必要な「健康」には欠かせないのがファイトファイトケミカルスです。

この機会に生活や食事を見直し、自身の体お見つめなおしてみましょう。不規則な生活が続いている人は下記の記事も読んでみてください。

 

NON: 男の子2人の子育て中ママ。看護師として、使命をまっとうしようと思っていましたが、副業の世界を知り、今は看護師お休み中。