爪が汚い?!でこぼこした爪になっていませんか?

女性の爪をみていると綺麗にネイルされた爪が目立ちますね。私もあんなに綺麗にネイルしてもらいたい・・・しかし、爪がでこぼこしていて汚い。
何つめがでこぼこになるの?なんで私の爪は汚いの?そう悩んでいる人はいませんか。実は爪は健康のバロメーターと言われている場所です。
爪がでこぼこしたりと何らかの変化があるのには原因があります。汚い爪を治すにはそれを知っておかなければなりません。そこで、今回は爪の変化についてみていきたいと思います。
この記事の目次
爪のでこぼこには種類がある
爪が陥没したり、盛り上げっていたりと、爪がでこぼこしたという経験はありませんか。爪がでこぼこしているのには原因があります。あなたの爪はどのでこぼこなのか、当てはまるものをみてください。
爪に縦線が入っている
爪に縦線が入っている爪の原因は、「老化」が主な原因です。いわば、皮膚のシワと同じようなもので、誰にでも起こりうるものです。肌と同じように、爪も乾燥に弱く、乾燥することでも爪の老化を早めるとも言われています。
爪に縦線ができる原因
- 老化
- 乾燥
- 過度のストレス
- 睡眠不足
- 過労
爪に横線が入っている
横に線が出る爪の状態を爪甲横溝と言います。横線は、健康状態が最も反映されています。体調が良くないときにあらわれるサインだと言えます。
爪には、爪母(そうぼ)という爪を作る「工場」があるのですが、この爪母で作られた爪が、徐々に上に伸びていきます。この工場の働きがうまくいっていないときに、横線が入った爪になってしまいます。
爪をぶつけたりとか、栄養状態などにより、爪母の役割が十分に果たせなくなってしまった場合などに横線ができると考えられます。
爪に横線ができる原因
- 爪をぶつけた
- 間違った甘皮処理による負担の積み重ね
- 栄養不足
- 不規則な生活
が挙げられます。横線が少し波打っている程度だと、上記が原因とされています。しかし、溝の波が深いと、
- 血液系トラブル(貧血など)
- 糖尿病
- 亜鉛不足
などと深刻な病気の可能性があるので、早めに病院を受診しましょう。また、横線が現れる指によっても原因が違ってくるようです。
●親指
ストレスなど現在の精神状態が良くないことを示しています。
●人差し指
慢性化した皮膚湿疹の人に多く見られます。
●中指
排泄系のトラブルなど尿酸の排泄が良くないことが考えられます。
●薬指
眼病・気管支炎にかかりやすい人です。
●小指
神経痛など神経系の病気にかかりやすい人といえます。
爪に点々としたでこぼこがある
針で突いたような小さな穴がポツポツある状態で、爪甲点状陥凹と言われます。
これは、何か病気がある場合に現れるので予防策が取れるもではないですが、爪がサインとなることで気づくことができます。この爪は症状が落ち着けば自然と爪が伸びることで解消されます。
点々としたでこぼこができる原因
- 過度のストレス
- 栄養不足
- 糖尿病
- 腎臓病
- 円形脱毛症
- 乾癬
爪のでこぼこを予防、対処する方法
爪がでこぼこしているには原因があることが分かりましたね。あなたのでこぼこはどのタイプのでこぼこでしたか。次がでこぼこ爪の予防や対策についてみていきましょう。
爪のでこぼこ縦線に【保湿】
爪が乾燥してしまうと、老化もすすみ縦線が入るでこぼこ爪になったり、割れやすい爪になってしまいます。爪も肌と同じように保湿をすることが大事です。
ハンドクリームでの保湿でもかまいませんし、でこぼこが気になるという人には、爪専用の保湿クリームや美容液もおすすめです。爪専用のものは、単なる保湿だけではなくキレイな爪を育てる効果も高いので爪の縦線が気になっている人は是非チェックしてみましょう。
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爪のでこぼこ縦線に【ぬるめのお湯を使おう】
水仕事をする際に熱いお湯でしてしまうと、乾燥の原因になります。水仕事の際はぬるめのお湯で洗うようにしましょう。
また、洗剤でも爪を傷める恐れがあるので、ゴム手袋をして洗うのもおすすめです。
爪のでこぼこ縦線に【洗った後はしっかり乾燥】
手を洗った後はハンカチやタオルで拭くことを心掛けましょう。手を振って自然乾燥させると、手に残った水分が蒸発する際に乾燥しやすくなります。
また、温風乾燥機で手を乾かすと、水分が蒸発する時に必要な手の潤いまで一緒に乾燥させてしまうことがあるので、可能な限りハンカチなどで手を拭いた方がいいでしょう。
爪のでこぼこ縦線に【規則的な生活を】
これは爪のために限らず、健康のためにも規則的な生活をした方がいいですよね。ストレスや睡眠不足が爪にもでてしまいます。
手はよく見られる部分でもあるので、普段から規則正しく生活をし、健康状態を維持しましょう。
爪のでこぼこ横線に【強い刺激は避けて】
爪の横線の原因としてまず考えられるのは、指先をぶつけたなど強い衝撃や薬品による手荒れです。洗剤やネイルで起こる可能性もあります。
また、甘皮処理が原因であることもあります。甘皮処理の時に根元を傷つけてしまうと、爪がでこぼこしてしまう原因になります。
甘皮は本来、爪を保護するためにあるものなので、無理矢理はがすのではなく、あくまではみ出た余分なものだけを取るように心がけましょう。
爪のでこぼこ横線に【栄養をしっかり摂る】
ダイエットをしている人は栄養が偏りがちなので、要注意です。一番爪に出やすいのはビタミンB群が不足しているときです。
また、爪を構成しているたんぱく質や健康な爪を保つための亜鉛も意識して摂ることが大切です。
上記にも書きましたが、爪は健康のバロメーターで、病気のサインである場合もあります。特に爪に横線や点々としたでこぼこがある場合、なんらかの病気である可能性もあります。自己での判断が難しい場合は、病院で診てもらうようにしましょう。
爪のでこぼこに【やすり】
爪のでこぼこがひどくない場合は、やすりで磨きでこぼこを目立たせないようにすることも可能です。でこぼこが気になる場合はやすりを使ってみましょう。
しかし、削りすぎは禁物。爪をヤスリで削れば削るほど、爪の中(皮膚)と外気との距離は近くなります。本来爪は指先を保護するためにありますが、削りすぎると、皮膚に衝撃を与えることになります。
でこぼこが深い人や爪が薄い人は注意してください。まずは、根本的な原因を見直し、それを改善させる方が優先です。
足の爪のでこぼこは
上記の爪のでこぼこは手の爪、足の爪に共通していますが、足の爪に関しては、靴のサイズが原因ででこぼこしてしまうこともあります。
例えばきつい靴を履いていれば、それだけ爪にも圧迫感が与えられ、知らず知らずの内に爪の形状が変わることがあります。
足の爪がでこぼこしている場合は、上記以外にも靴のサイズが原因になっている可能性もあるので、靴のサイズもチェックしてみましょう。
爪の間が汚い
爪の中が汚いという人はいませんか。それは「爪垢」が溜まっているからです。皮膚はターンオーバーを繰り返していますが、爪も皮膚の一部なので、爪でもターンオーバーが起こっています。
顔や体も洗わず放置していると臭くなりますが、爪も同じ。爪の間は洗いにくく、古い角質がそのまま放置されやすいポイントで、そのままにしておくと匂ってきます。特に足の爪の間は手の爪とは違いこまめに洗わないので、ゴミもプラスされ黒くなったりと、汚くなりやすいです。
なので、きちんと爪の中も洗いましょう。爪ブラシや爪垢とりなんかも売っています。こまめに爪を切り、爪の間もきちんと洗えば問題ありません。爪自体が黒い場合は病気の可能性があるので皮膚科を受診してくださいね。
爪のでこぼこは皮膚科に
爪のでこぼこは病気である可能性があります。そのサインを放置しておくと大変なことになる可能性だってあります。まりにもボロボロ、これはどうなんだろうなど、自分の爪が心配な人は、皮膚科を受診しましょう。
私の場合は人差し指に横線があるでこぼこがあり、なかなか消えないので、皮膚科を受診すると、「手荒れがあるから」ということを教えてもらい、手荒れを治すように努力しました。
そうすると、でこぼこが消えました。今ではすっかり綺麗な爪です。上記のでこぼこの原因は指標にしていただいて、自分で判断しづらかったり、心配な人は皮膚科を受診しましょう。
まとめ
爪は健康のバロメーターです。体の不調が爪に表れていることも少なくないので、時おり爪をよくチェックして、体の健康を確認しましょう。
手や爪は人の目につきやすい場所です。爪がでこぼこしている原因を知り、根本から解決していきましょう。きれいな爪は普段の積み重ねが大事です。汚い爪の形が嫌だ!という人は以下の記事を読んでみてください。