ツンデレ彼女がかわいい?実はツンデレは男性にウケなかった!
「あんたのこと、別に好きなわけじゃないんだからね!」・・・・・はい。
ここまで模範を満たしたツンデレはいないと思いますが、ツンデレがかわいい女性の1つの特徴として考えられている節ってありますよね。
実際のところ、ツンデレ好きな男性はそう多くありません。というのもツンデレ彼女と彼氏が欲しがっているツンデレ要素が噛み合うのは奇跡に近いことだからです。
「ツンとデレのタイミングを見極める」「ツンのときはツン、デレのときはデレに徹する」ことで魅力的なツンデレ彼女を演じることができます。
この記事の目次
ツンデレが好きな男性は何割?
まず気になるのはツンデレ好き男性の統計です。「ツンデレな彼女」がかわいすぎる!男性に聞いたツンデレの魅力とは?(https://woman.mynavi.jp/article/170415-5/)という記事の統計によると
ツンデレ彼女がすき 29.1%
別にすきではない 70.9%
という結果になっています。男性の筆者から見ても、信憑性がある割合だと感じます。私の周りにも3人か4人のうち1人はツンデレ好きといった感じです。
ですが3割というのは人気とは呼べません。むしろ好きではない人の方が多いんですね。
なぜツンデレ好きは少ない?
ツンデレという言葉が爆発的に過去に流行ったにも関わらず、どうしてツンデレ好きな男性は少ないのでしょうか。
前置きにも書いた通り、これには男性の心理状態が関係しています。男女問わず、付き合っている相手とはムードが大切ですよね。
自分の気持ちが入っているか入っていないかで、デートや性行為は同じ内容でも全く違った思い出になります。
このムードは本来、2人で協力してつくりあげていくものです。それに引き換え、自分のムードをよくも悪くも前面に押し出してしまうのがツンデレの特徴です。
(何で不機嫌そうにしてんだよ。今そういう場面じゃないだろ)
(いや違うから。人いるし今いちゃつくところじゃないから)
というように、彼氏の気持ちの推移を読みとれないとツンデレは逆効果になってしまうことも多々あります。気をつけましょう。
ツンデレ彼女の特徴
ツンデレ彼女の特徴として、男性が考えているのはどんなところでしょうか。
「思っていることを素直に口に出さない」ような性格が、ツンデレのイメージとして確立されていることが分かります。
①大勢の前ではクールに
大勢の人の前でみんなと話しているときに、ツンツンしているのがツンデレ女性の特徴の1つです。
彼氏以外の人も含めて話しているときは、時に彼氏をからかってみたり、あえてそっけない対応をとってみたり。
彼氏彼女の関係じゃないのかなと思わせるほど、ツンツンした素振りを見せるのがツンデレです。クールビューティーに受け取られることが多いのも大事なポイントですね。
その反面、2人になると甘えて来たり嬉しがったりします。そのギャップに男性はやられてしまうという人も多いです。
クールに見えた女性が自分の前でだけ甘々になっているのは、男ゴコロに訴えかけるものがあります。
②発言が冷たい
カップルであれば本来彼氏には優しく、思いやりのある言葉をかける彼女が多いです。しかしツンデレ彼女はそうではなく、普段はわりかし冷たいと思われる発言をよくします。
「もしかして俺のこと、好きじゃないのかな」と不安に思ってしまう男性も少なからずいるでしょう。その分2人きりになったときに、デレが効力を発揮します。
不安にとらわれていた男性の心も、嫌われてなくてよかったという安心感の反動で彼女がより魅力的に映ることもあります。
ここらへんは彼氏彼女間のパワーバランスや、主導権にも関わってきます。
③自分の気持ちに素直になれない
彼女が自分の気持ちを正直に打ち明けられない場合も、ツンデレになる可能性は高いです。
ツンデレを演じようと思ってそっけなくしているわけではなく、恥ずかしさからついついツンツンしてしまうというタイプですね。
これは男性人気も高いでしょう。恥ずかしいと思ってる女性を見て「自分はそれほど愛されている」「自分だけが見れる素顔」と感じる男性は数多くいます。
言葉と行動が噛み合っていないツンデレの行動に、男ゴコロを射抜かれてしまいます。
ツンデレ彼女の魅力はこんなところに
では男性はツンデレ彼女の、どういった部分に魅力を感じるのでしょうか。魅力として感じる原因が分かれば、そこの部分だけうまく抽出して活かせそうですよね。
①ちょっとあざといギャップ
女性のほどよいギャップが嫌いな男性は地球上にいません。
いつもは優しい彼氏がスーツ姿でビシっと決める、などその二面性に惹かれるのは男女問わずありえると思います。
ツンデレはそのギャップの集大成とも言えるスタイルです。
多くの場合、ツンデレはかわいさとクールさの二面性を持っています。普段の行動からは考えられないからこそ、正反対の仕草は破壊力を持ちます。
逆にツンツンしすぎたりデレすぎるなど、あまりにあざといツンデレは男性視点でも目に余るものがあります。
②救済されるような心地よさ
ツンデレの魅力の1つに、ツンデレ彼女を相手にしたときの心の変化があげられます。
先ほど触れたように、ツンデレ彼女を相手にしていると、ツンのときに男性は不安を感じてしまうことがあります。
「自分の発言で怒ったんだろうか」
「何かイライラすることがあったんだろうか」
など彼女を思うあまり、自分を追い詰めてしまう男性もいます。彼女のことが好きであればあるほど、何で冷たい反応をするかは気になってしまいがちです。
その後に思いっきりデレられると、あぁよかったという安心感とともに自分が救われた気分になる人もいます。少しMの性癖にも似ているのでしょうか。
ツンのときの彼女への心配とデレのときの幸福感。この両方があいまって、常にドキドキした気持ちを彼女に持てることがあげられます。
③見ていて飽きない
3つ目は単純に見ていて飽きないという理由です。ツンデレで表情がコロコロ変わるのを見ていると、一緒にいて飽きないという意見ですね。
これは彼女にドキドキしているというよりも、一歩引いて楽しんでいる人の意見とも取れます。
男性側が好き負けしているのであれば②のようなドキドキ感が専攻します。
逆に男性側が有利な恋愛をしている場合は、ツンデレ彼女をおもちゃにして楽しんでいる男性もいます。
ツンデレ彼女になおしてほしいところは?
最後に、ツンデレ彼女になおして欲しいのはどういった点かです。
筆者もツンデレ彼女と付き合った事があり、よい思いも悪い思いもしました。7割の男性に「ツンデレが好きじゃない」と言わせる背景には、こんな理由があります。
①ツンとデレのタイミングを履き違えない
ツンデレが失敗するのはタイミングによるところも大きいです。求めていないシーンでのツンやデレは、男性をイラつかせます。
どうしてもツンもデレも、女性のひとりよがりに見えてしまうんですよね。
男性だけでなく、女性も「今はいちゃつく気分じゃない」ということはあると思います。いついつがよい、という問題ではなく単純にその気分ではないときってありますよね。
ツンデレは対比が激しい分、特に被害は甚大です。男性側の気持ちが離れかけているときのツンデレチャレンジは、やめておいた方が無難でしょう。
私はこのとき、マッチ棒を彼女の鼻の中につっこんで、そのままこすって着火してやりたい気分になりました。
②ツンデレならツンデレに徹する
①で述べたようなツンデレ彼女と付き合った場合、男性の方も努力して彼女に合わせようとします。
お互いの呼吸は大事で、これが付き合う上での心地よい距離感にも繋がってきます。
しかしそのときに、彼女がツンデレを演じきれない場合はまたもや一苦労です。ツンのタイミングなのにデレる、デレのときなのにすましているなど。
男性側は合わせているのに、なんだかなーという気分になってしまいます。もちろん女性にもその日の気分はあるでしょう。
もしそうなら「ツンデレじゃなくてもいいのに」と思ってしまうのが男性です。
ツンデレ彼女のことも理解できてきたかな、と思っても女性がツンデレに徹しきれなくては意味がありません。過度の情緒不安定は禁物です。
私はこのとき、分厚い辞書でおもいきりビンタしてやりたい気分になりました。
③マウントをとりにこない
ツンデレは男性の救済感を煽ると書きました。うまくいっているときはそれでよいのですが、ずっと続くと男性も疲れてしまいます。
ツンデレを出すことで、恋愛でのマウントをとりにこないで欲しいというのも男性心理です。そもそも男性は恋愛の駆け引きが得意でなく、面倒だと思っている人も多いです。
恋愛に疲れている男性、あるいは彼女に興味を失いかけている男性にとっては、試されている気分から嫌気がさしてしまいます。
私はこのとき、園芸用ホースでおもいきり水をかけてやりたい気分になりました。
まとめ
ツンデレ彼女の特徴や魅力、男性の意見についてまとめました。
男性の内、ツンデレが好きなのはおよそ3割ということでした。少ないようにも見えますが、ツンデレが好きという男性も確かにいます。
特にツンデレだからこそのかわいさ、ほっとけない感は充分に利用価値があるものでしょう。
ツンデレに徹することを忘れずに、かわいさをアピールしてくださいね!