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タイでのマナーは?日本人がやりがちなタブーも!

タイマナー

国が違えば、文化も違うもの。頭では分かっていても実際にその場に立ち会うと驚いてしまうことはよくあります。観光地として徐々に有名度を増しているタイ。同じアジアでも文化や風習は随分違います。

日本のマナーを例えるなら「人の嫌がることはしない」というところでしょうか。タイでのマナーで大切なことは、「相手の立場に立って考える」ということです。とても単純なように聞こえますよね。

実際にはどんな問題が日本人に起きやすいか、見ていきましょう!

 

タイでのマナーは難しい?日本人との違いは?

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早速日本人が陥りやすいマナーの問題を見ていきましょう。自分は悪くないと思ってしまうようなものでも、相手はそう思ってないかもしれません。知らない間に悪者になっていないよう、注意したいですね!

 

①人前で誰かを怒らない

タイ人は怒られることに敏感、というのは有名な話です。例え相手に非があったとしても、他の人が大勢いる前で怒るのは絶対にやめましょう。日本でもタイ人の友達、恋人を持っている人にも同じことが言えます。

タイ人は日本人以上に「怒られる=自分の非をさらけ出される」ことに嫌悪感を覚えます。相手側に非がある場合は、後で2人だけで話せるときに伝えるのがオススメです。大抵の場合、相手も自分が悪いことは気付いています。

 

②シャワーはがんばってたくさん浴びよう

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こちらもタイでは大事なマナーです。タイは1年中真夏の気候にもかかわらず、汗臭い人がほとんどいません。全くいないと言ってもいいのではないでしょうか。それほどタイ人はにおいに敏感です。汗臭いのはタブーなんですね。

暑い環境だからこそ、汗臭くならないことが大事なんですね。顔の薄い日本人だからこそ鼻が高いのは格好いい、と一緒でしょう。汗臭い人はほとんどおらず、1日に2回以上シャワーを浴びる人も多いです。隙あらばシャワーを浴びているイメージがあります。

入浴後にスースーするクーリングパウダーを使用する人も多いです。夕食などを誘われていて、帰宅後にもう1度外出するような場合でも、シャワーはしっかり浴びていきましょう!

 

③自慢は素直に褒めてかわす

タイ人の中には見栄っ張りな人も案外多くいるものです。家を買った、車を買った、いいレストランに行った、などですね。自慢気に写真を見せてきたりすることも、珍しくはありません。

ただここまでだったら日本でもよくありますよね。高い買い物をした後の、自慢話をうまくかわすのは日本人は得意です。おべっかを使うわけではありませんが、適当なお世辞で合わせるのはタイでも同じです。

 

日本人が陥りやすいミスとしては、自慢してきてもそこまでのグレードに見えないときです。「うーん、自慢するほどよいものでも・・・」ということが往々にしてあるんですね。

特にパソコンやスマホなどの値段は、日本でも東南アジア諸国でもほぼ変わりありません。給料や物価の水準が低い場所では、想像もしていないようなものが高価な買い物だったりするんですね。

「何かを買った」という報告をされたときは、素直に羨ましがるのが吉です。自分が持っているものであっても「あー、これいいよねぇ。高いけどいい買い物だよね。」のように少しヨイショすると、その後の関係も良好になるはずです。

 

④食事は目上の人がおごる

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タイ人と一緒に食べにいった際は、1番目上の人が代金を支払うのが食事でのマナーとなっています。アジアではどこでも似たような習慣があり、分かりやすいですよね。日本人にも分かりやすいです。

また、ネットではお金持ちが払うのがタイの習慣と言われることが多いですが、これは付き合う相手にもよります。筆者は「〜〜が1番お金持ちだから」という理由でお金を払った人を、タイに住んでいるときには見ませんでした。ただ収入が高い人は目上のことが多いため、おごる機会が増えることは間違いないです・・・・。

 

⑤初対面ではワイを忘れずに

タイでの挨拶はワイと呼ばれる合掌をします。お店に入ったときや初対面のときなど、特にフォーマルな場ではワイは大切です。慣れてくるとついついさっと済ませがちですが、ワイの丁寧さで相手への敬意が現れると考えているタイ人は多いです。

慣れた友人間では毎回やるわけではないので、同僚でも友達でも最初はしっかりと合掌を忘れないようにしましょう。ちなみにタイではマクドナルドの店先にいるドナルドも、しっかりとワイをしています。挨拶のマナーはどこの国でも大切ですよね!

 

⑥握手を求めるのはタブー?

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「左手は不浄の手なので、左手で握手を求めるのはタブー」としている意見をネットでちょこちょこ見ます。ですが、実際は握手を求めない方が無難です。基本的に何かあったら上記のワイと共に、感謝や親愛を示すのがタイでのマナーなんですね。

外国人との付き合いではマナーとして握手をするタイ人もいますが、タイ人同士ではそういうことはありません。郷に入っては郷に従えといいますが、タイでは握手は避けた方がよいでしょう。異性の場合は尚更です。

 

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タイ人の性格、特徴は?

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タイの文化の特徴として、フレンドリーかつ、非常に相手のことを思いやります。優しい人が多いんですね。人前で怒るようなことをせず、笑顔の人が多いです。こういった特徴はネットでもよく取り上げられていますが筆者も現地で同じように感じました。

 

①困っている人を助けるのが当たり前

タイの人は非常に親切です。自分にお金の余裕があるないにかかわらず、他人がトラブルに陥ると、率先して助けることを善としています。「自己責任」という言葉で片付けないのがタイの特色です。

特に男性にはこの懐の広さというのは重要で、いかに身銭を切れるか、他人のために奉仕出来るかでよい人かどうか、周りの評価も随分と違います。

 

②困ったときは他人を頼ることもよくある

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一方で、自分が困ったときは他人を頼ることもあります。やはり1番多いのは金銭面での頼みです。筆者のタイ人の友人も、漏れなく人生で数回お金が絡むトラブルに巻き込まれていました。

特に外国人と接するような仕事は給料がよいことも多く、そこを話題にされることも多いようです。家族が病気になった、新しいビジネスを始めたいのにお金がない、などの口実でのお金の無心は本当によくあります。

 

③友達になるのが早い

日本人は相手がどんな人か見定め、その後でゆっくりと関係を構築していきますよね。気が合うかどうかは、関係を深める上で重要だと考えられています。

一方タイ人は自分の心の中でのバリアが低く、少し会って話しただけで友達という考えの人が多いです。特に分かりやすいのは、共通の友達がいる場合です。

日本ではあまり考えられませんが、遊ぶときに友達の友達(自分は初対面)がくることは結構あります。

 

筆者も友達に夕食に呼ばれて食べに行ったら、高校時代の友人グループ、大学時代の友人グループ、更に親戚がいたことがありました。

何かの記念日でもなかったため、聞いてみるとよくあることだと言われました。筆者も手厚く歓迎され、連絡先を交換しました。タイでは特に横の繋がりは広く深いんですね。

マナーに対しても彼らの文化や仏教の宗教的な教えが取り入れられています。他人を怒る人は自分のトラブル、苛立ちを他人にぶつけていると考えられます。自分で感情をセーブ出来ない、未熟さの現れという考えなんですね。

 

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タイでの日常生活で抑えておくポイントは?

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上の見出しでは気をつけておきたいマナーやタイ人の特徴を、ピックアップして紹介しました。どれも理由を聞くと簡単で、気をつけることもできそうです。ここでは逆に、知っておくと得することについてまとめました。マナーというほどのものではなくとも、覚えておくと役立つときがくるかも?

 

①知人の彼氏、彼女の話をしない

タイ人は彼氏彼女間の束縛が非常に強いことでも有名です。友達の彼氏がどんな人か、人間ならば多少は気になりますよね。ですが、あれこれ聞くのは避けるのが得策です。

非常に恋愛関係に敏感なタイ人には「もしかして私の彼氏に興味があるの!?」と考えてしまう人も多いです。

恋愛絡みでの暴力事件や殺人事件も多いタイ。不必要なトラブルには巻き込まれたくないです・・・・。

 

②金のアクセサリーを褒めるとにっこり

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タイ人は金製品のアクセサリーが本当に本当に大好きです。金のみのアクセサリーショップがいくつもあるのに加え、プレゼントにも非常に人気があります。

友達のタイ人に聞いたところ、物価のインフレは激しいけど金の値段は値崩れしないから、人気があるのではないかとのことでした。ちょっとしたお金持ちのステータスなのでしょうね。

「そのネックレス最近買ったんですか?オシャレだけど高そうですね。」などベタベタな褒め方で構いません。きっと満面の笑みで、長い自慢が始まるでしょう。相手が少しでも上機嫌になってくれるのなら、それでも安いものです。

こちらも相手の彼氏を必要以上に褒めたりすると、よからぬ方向に行くことがあります。異性の容姿を褒めるのは控えた方がいいかもしれません。

 

③意外にも陰口が好き?

困っている人を率先して助ける、自慢話が好き、と聞くとあまりアジア人っぽくない印象を受ける人もいるのではないでしょうか。むしろ欧米人っぽいですよね。でもそんなタイ人も人間関係は意外とウェット。陰口が好きな一面もあるんです。

表向きはにこにこして助けても、後で裏ではひそひそ話ということもよくあります。特にお金を無心されたときなどは分かりやすいですよね。タイは経済格差も日本とは比べ物になりません。日本のように画一化された常識をみんなが持っているわけではないんですね。

常識では考えられないぶしつけな出来事に出会っても、その場は穏便に済ませるところは日本人と似たところがあると感じます。日本でしっかりとした常識を身に着けている人は、タイでもきっと素敵な生活が送れます!

 

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まとめ

いかがでしたか。タイのマナーの中には日本人にとって理解できる考え方もありますよね。同じ仏教国としてタイ人の考え方は外国の中でも、理解しやすい方ではないでしょうか。

相手の立場に立って考えることで、より相手を喜ばせることができます。マナーの原点ともいえます。
気持ちのよいタイ生活にするためにも、マナーを忘れずにいたいですね!

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