ショートヘアが似合うのはどんな人?年齢も関係ある?
ショートヘアはかわいいというイメージがありますよね。それと同じくらい幼いというイメージも強いのでは?ショートヘアが似合うのは若い人だけと思っていませんか?
自分の顔立ちに合ったヘアスタイルを選択することでどんな年齢でもショートヘアを似合わせることができます。ショートヘアの特徴や似合わせる方法をご紹介します。
この記事の目次
ショートヘアの魅力とは?
ショートヘアの女性に対して男性はどう思っているのでしょうか?いいところ・悪いところをご紹介します。
ショートヘアのいいところ
- なんといっても、かわいい!
清潔感があり、おしゃれでかわいいという感じがするようです。
- ギャップやイメージチェンジ効果がすごい
ロングヘアからバッサリショートヘアに変えると突然の変化でインパクトを与えることができます。
- 小顔効果でスタイルが良く見える
顔の形、ショートの種類にもよりますがカットの仕方によっては小顔に見せることができます。
顔を小さく見せることでスタイルが良く見えますね。
- どんな髪質でも生かせる髪型ができる
細い髪、太い髪、くせ毛、多い、少ないなど人によって悩みは違いますよね。
ロングヘアは髪質との相性がありますが、ショートヘアはどんな髪質でもそれを生かした髪型ができます。
- お風呂が楽
シャンプーやコンディショナーの使う量も少なく、さっと洗い流すことができます。
さらに乾く時間も短時間で済むため、時間の短縮ができます。
- 背中ニキビができにくくなる
コンディショナーをしっかりすすがないと、髪の毛が背中に当たったり、流した後の髪の毛に油分が残っていたりして毛穴のつまりに繋がり、背中にニキビができてしまうことがあります。
ショートヘアなら前かがみに流すことができ、髪の毛の先も背中に当たらないため背中ニキビができにくいだけでなく、治りやすいということもあるようです。
いいところづくしのショートヘアですが、その一方で悪いところもあります。
ショートヘアの悪いところ
- ボーイッシュになりがち
- 手入れが大変
髪が1cm伸びただけでもだいぶ印象が変わり、ヘアスタイルが決まらないということもあります。
毎月のように美容院に通う必要が出てくるため、ヘアスタイルの維持にお金がかかります。
- 顔の形によって似合わない場合も
髪質こそ選ばないショートヘアですが、顔の形によってはロングヘアの方がいい場合もあります。
四角い顔やエラの張っている人はショートヘアにすると強調されてしまいます。
切ってからまた伸ばす場合も時間がかかるため、切ってしまってから似合わなかった!となってしまうのは避けたいですね。
- ヘアセットが大変
人によりますがショートヘアは寝癖が目立ってしまい、結ぶことができないと朝のスタイリングをしないと外に出られないということもあります。
ショートヘアのほうが若く見える?
ショートへアで若く見える芸能人といえば吉瀬美智子さんや、石田ゆり子さん、真木よう子さんなどが浮かびますよね。米倉涼子さんのような元気な感じはもちろん、松雪泰子さんのような落ち着いた大人な雰囲気を出すこともできます。
ではなぜショートヘアのほうが若く見えるのでしょうか?
年齢を重ねていくと、肌だけでなく髪の毛も老化していきます。ハリやコシが失われることでパサついて見えてしまうことが大きな要因です。顔を明るく見せるために髪色も明るくしてしまうとさらにパサつきが目立ってしまい、老けて見えてしまいます。さらにロングヘアは重みがあるため、ボリュームがなくなってしまうこともあります。
ショートへアにするとかわいくなりすぎてしまうのではないかと挑戦しづらい人も多いかもしれませんが、ショートヘアに大切なのは年齢よりも顔立ちなのです。
ショートヘアが似合う顔立ちって?
ショートヘアが似合う特徴についてまとめてみました。
①首が細い
首が細くてきれいな人はショートヘアにするとより長く見え、女性らしさが強調されます。
②顎がすっきりしている
フェイスラインがごまかしづらいショートヘアでは顎のラインがすっきりした人の方が似合うと言えます。
③肌の色が白い
ボーイッシュになりがちなショートヘアでも肌が白いと女性らしさを失いにくいです。
④目鼻立ちがくっきりしていたり、中性的な人
ショートヘアはアレンジしづらくシンプルなことが多いため、顔のパーツがはっきりしている人や中性的な顔立ちの人はより引き立って魅力的です。
他にも小柄な女性や活発な女性はショートヘアが似合いそうな感じがしますね。フェイスラインを隠せないため小顔な人がショートヘアにするとより小顔効果を感じられそうです。
オードリーヘップバーンを見てもわかるように、くっきりとした目鼻立ちの人や、ボーイッシュな雰囲気のある中性的な人もショートヘアが似合う顔立ちと言えるようです。
ショートヘアが似合わない人にはどんな特徴がある?
では逆にショートヘアの似合わない人の特徴はなんでしょうか?
①顔や頭、耳が大きい
フェイスラインを隠せないショートヘアでは強調されてしまいます。
耳が大きい場合も隠せないため、他の人からはどうしても耳に目が行ってしまうということもあります。
②髪質
髪にボリュームが出ないタイプの場合、頭がぺちゃんこになってしまいます。
逆に剛毛な人の場合も頭でっかちになってしまうこともあります。
③骨格
面長であったり、おでこが広かったりする場合はショートヘアが似合いにくいです。
縦ラインをカバーするスタイルを選ぶ必要があります。
ショートヘアにもベリーショートやショートボブなど様々な種類があります。
前髪の長さやパーマ・ストレートなどで印象も変わりますので、「きっと私には似合わないから…」と諦めないでくださいね。
特にいきなりショートヘアに変えた場合は見慣れていないだけで似合っていないと思い込んでいる場合もあります。
実はショートヘアが似合う顔には法則があった!
ショートヘアが似合う顔には「2.25インチ(5cm)の法則」というものがあるのです。イギリスの有名な美容師であるジョン・フリーダ氏が提唱した法則で、顔を可能な限りシャープに見せる切り方ができる規準となっています。
☆2.25インチの法則
①定規とペンを用意します
②下あごに水平になる位置にペンを置く
③耳たぶの下からペンまでの長さを定規でペンと垂直になるように測る
この長さが2.25インチ以下だとショートヘアが似合う顔というものです。
2.25インチ以上はロングヘアが似合うということですね。
顔立ち別ショートヘアデザイン
さらにショートヘアを似合わせるためには顔立ちに合ったスタイルを選ぶ必要があります。大切なのは「顔立ちを卵型に見せる」ことと「頭部のシルエットをひし形に見せる」ことです。
大きく「丸顔」「面長」「えら張り」の3つのパターンに分けてご紹介します。
①丸顔
顔の縦横比が1:1に近く、フェイスラインの丸い童顔タイプ。縦のラインを強調しつつトップにボリュームを持たせたスタイルが特に似合います。フェイスラインの髪を抑えることで小顔に見せることができます。
ショートボブの場合は長めの前髪で大人っぽい雰囲気を出すことができます。重めのパッツンではなく、前髪をなくしたり、長めのシースルーバンクにしたりすることで縦のラインを強調することが大切です。長めのショートボブの場合も縦のラインを意識したストレートのスタイルがいいでしょう。
全体のシルエットがひし形になるようにすると顎がしまって見え、上品な印象になります。前髪を長めにしたり、前下がりラインにすることでかわいい印象から大人っぽいエレガントな雰囲気を出すことができます。
②面長
顔の縦横比が縦のほうが長く、フェイスラインのほっそりとした大人っぽいタイプ。前髪を長めにとりウェイトを耳の高さに持っていくことで縦に長い印象を自然にカバーすることもできます。
くせ毛の人には丸みのあるベリーショートがオススメ。ショートボブにする場合は少しやわらかめのヘアカラーで重さをなくしましょう。
ボブスタイルでは重めの前髪を目の上ぎりぎりの長さがベスト。耳より下に丸みがくるようにするとよりフェイスラインをカバーできます。前髪を短くしたいなら外はねボブがオススメです。
全体を通して丸みのあるショートヘアにするのがポイントです。前髪を長めに、パーマなどで毛先に動きを付けるとより面長感をカバーできます。
③えら張り
えらが張っていてフェイスラインが四角に近く男性的なタイプ。サイドや襟足を長めにし、ウェイトをトップではなく下の方にし、ヘアカラーを明るめにすることで女性的な顔立ちに見せることができます。
パーマなどで毛先に動きを付けるとよりフェイスラインをぼやかし、えらを目立たなくすることができます。
フェイスラインをしっかりと包み込むショートボブスタイルや、斜めカットの長めな前髪で女性らしい雰囲気を出すのもオススメです。
ボブスタイルならひし形シルエットで耳の上部分にボリュームをもってくるのがポイント。やわらかな髪色や毛先にワンカールをつけることでさらに女性らしくやさしい雰囲気を作り出せます。
ショートヘアにすると美容院へ行く回数が増える?
ショートヘアを維持する場合は1ヶ月~2ヶ月に一回美容院に通う必要があります。
伸ばしていこうとしている場合は3ヶ月くらい我慢するとかなりシルエットは変わります。伸ばしていく最中の髪型が気になる場合は襟足だけマメにカットをしながらトップやサイドが伸びるのを待つことで、自然な髪型をキープしつつ伸ばすことができます。
髪をきれいに保つためには3週間に一回行くのが理想ではありますが、やはり1ヶ月に一回くらいは最低でも美容院に行った方がきれいに保つことができるでしょう。
ロングヘアを維持する場合は大体の人が3ヶ月に一回程度美容院に通って傷みやすい毛先をカットして長さをキープすることができます。ミディアムヘアからロングヘアに伸ばす場合は3ヶ月から半年に一回くらいで傷んだ毛先をカットしつつ全体をすくことできれいな髪を保ちつつ伸ばすことができます。
毛先の痛みがなければ何年も美容院に行かなくても伸ばすことはできますが、髪の健康状態を確かめるためにも美容院へは行った方がいいでしょう。
パーマスタイルのロングヘアをきれいに保つためには最低でも3ヶ月に一回は美容院に行かないと、毛先のダメージや重さが出てしまうのが気になると思いますが、ストレートスタイルであれば5ヶ月に一回程度でも十分保つことができます。ただし、髪の毛を染めている場合は頭頂部から地毛が生えてくることで色が変わってしまうため2ヶ月に一回美容院に行ってカラーリングをしてもらうのが理想です。
髪の長さや健康を保つためにはショートヘアは1ヶ月に一回、ロングヘアは3ヶ月に一回くらいは美容院に行くのが理想のようですね。やはりロングヘアに比べると、ショートヘアは美容院に行く回数が増えてしまいそうです。
まとめ
ショートヘアはロングヘアに比べ美容院に行く回数も増え維持するのは大変ですが、
若く見えるだけでなく、自分の顔立ちにあったスタイルを選ぶことでコンプレックスをカバーしきれいに見せることができます。