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看護師不足を解消?!再就職しやすい環境がありますよ

業界で注目されている潜在看護師

少子高齢化が進む日本では、医師不足や看護師不足が問題視されていますよね。この看護師不足が解消されるためには潜在看護師の力が必要なんです。

というのも、潜在看護師が、再就職すれば看護師不足は解消できると言われているからです。実はこの潜在看護師、全国に70万人以上いるんです。

では、なぜ看護師不足な今、潜在看護師が増えているの潜在看護師か、どうすれば潜在看護師を少なくできるのかについてお話していきたいと思います。

 

潜在看護師とは

考える

 

 

潜在看護師とは・・・・

おなすさん
おなすさん
潜在看護師とは、現役で働いている看護師さんの他に、「資格はあるけど今は看護師やってない」という人を指します。

看護師免許をもち、しばらく病院などで働いていたが、結婚や子育てなどの理由で離職した看護師がこの潜在看護師にあたるんですね。

先ほども述べましたが、実は、潜在看護師は看護師資格保持者の約3分の1に上り、厚生労働省によれば、全国に70万人以上いるんです。

この潜在看護師が全員とはいかないでも半分でも再就職すれば、看護師不足は解消できるのではないでしょうか。では、なぜ看護師不足が起こっている中、70万人以上の方が潜在看護師となっているんでしょうか。潜在看護師が増えている理由をみてみましょう。

 

潜在看護師が増える理由とは

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まず、看護師不足に陥っている要因ですが、「憧れと現実のギャップ」が考えられます。

「白衣の天使」として憧れをもち、看護学校に入り、一生懸命勉強し、難しい国家試験に合格!いざ、現場に入って働くと、「あれこんなはずじゃなかったのに」とギャップを感じてしまうこともあるでしょう。昔は、看護師の仕事は3K(きつい・汚い・危険)と言われていましたが、近年では9と言われるようになっています。

おなすさん
おなすさん
9Kとは、
●きつい

●汚い

●危険

●過酷

●給料が安い

●休暇が取れない

●帰れない

●婚期が遅れる

●化粧がのらない
のことを言います。

この9Kの内容をみたら、潜在看護師が増えるのも無理ないかも・・・と思ってしまいますよね。

現在、看護師の仕事も増えてきています。以前は医師が行っていた静脈注射などが慢性的な医師不足のため、看護師の仕事になっています。

また、高齢者が増えるにあたって、重症患者が増え残業が増えるなど職務内容が多忙化しているのが現実です。特に、結婚や出産を経験したナースにとっては、育児と家事、仕事の両立は難しいものがあります。

このことから、出産後に復帰できない人が多くいることが離職率の増加につながっているのではないかと思います。

現在、看護師として働いている方は数十万人います。また、毎年国家試験を受けて合格される人は、約一万人いると言われています。単純に考えれば看護師の人数は減るのではなく、増えますよね。

しかし、看護師不足に陥っているのは、資格を持っているのにその人たちが復職できる環境が整っていない事が潜在看護師の増加につながっていると考えられますよね。

 

 

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潜在看護師を掘り起こすためには

 

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潜在看護師が再就職すれば、看護師不足が解消されるということは分かりましたね。次はどうすれば、潜在看護師が再就職できるかが問題です。

潜在看護師を掘り起こすためには以下の5点が重要になってくるでしょう。

①シフトの工夫
②夜勤免除
③短時間勤務
④復職支援
⑤情報

が必須となってきます。

 

シフト、夜勤

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正職員で働こうと思えば、やはり夜勤は必須となってきますし、シフトもがっつり入らなければなりません。

しかし、シフトや夜勤ついては融通がきく病院も増えてきています。1日の労働時間を4~6時間から選べる制度を導入したり、夜勤を免除、他のナースより少なくしたりと配慮してくれる病院もあります。

また、「毎月最低4連休」が保障される病院もあるようですね。

シフトも3交代だと「日勤→深夜」「準夜→日勤」など過酷勤務もでてくる所もありますが、2交代を探す、有給取得率が高めの病院を選ぶなどしたら、ある程度は解決できます。

 

短時間勤務

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まだ導入している病院は少ないようですが、「短時間正社員制度」というものもあります。

「短時間正社員制度」は、厚生労働省が推奨しており、育児や介護と仕事を両立させたい人のために短時間勤務でも正社員としての安定した雇用と待遇を提供するという制度です。

正職員のままという所が大きいですよね。福利厚生やボーナスがなくならないというところがメリットです。

潜在看護師の退職理由で多いのが、「勤務時間が長い」「夜勤の負担が大きい」「超過勤務が多い」など時間や夜勤に対する不満が多いので、この制度は有用と言えるでしょう。

ただ、夜勤免除や短時間勤務は他のナースにしわ寄せがくるので、働いているナースからしたらなんとも言えないものがありますが、女性の職場という意味では、そういった配慮は嬉しいですよね。

 

復職支援

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そして、ブランクが長い人は、復職するにあたってとても不安が多いですよね。日々医療も進歩していますから、ケアや処置も変化しています。さらに、採血や点滴も長いことしていなかったらできるかどうか不安もありますよね。

そういう意見も多いようで復職支援を行っているところも増えてきており、日本医師会やナースセンターでは、基本的な体位変換などのケアや採血などはもちろんですが、最新の医療や看護の動向を教えてくれるんです。この制度はブランクが長い人にはありがたい制度ですよね。

先ほど述べたナースセンターですが実は、潜在看護師の掘り起しをめざして、「ナースセンターへの届け出制度」という制度もあり、4都道府県に必ず1つの都道府県ナースセンターがあるんです。

ナースセンターは、看護師専門の仕事紹介と同時に、研修活動も行っているんです。看護協会が運営しているんですが、あまり知られていないようです。

 

ナースセンター

兵庫県看護協会出典

確かにナースセンターが、看護師の復職支援や仕事紹介をしているなんて聞いたことがありませんでした。そういう人が多いので、「ナースセンターへの届け出制度」という制度を作ったそうです。

この制度は、看護師が離職する際に、住所や名前などの情報をナースセンターへ届け出ることで、ライフサイクルを通じた就職支援を受けられるようにしていこうというのが、制度の狙いです。

ブランクが長い人や復職に関して技術などに不安がある方はナースセンターを使用するのも一つの手ですよね。

 

情報

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最後は、情報を得るための手段ですが、情報といっても、看護師の業界は求人倍率4.2倍の売り手市場と言われており、2交代制と3交代制の選択、24時間の保育施設、介護休暇など、様々な条件があります。

プリセプターシップや、潜在看護師のための復帰プログラムでブランクをフォローしてくれる病院を選べば入職後も安心ですよね。

自分の譲れないこだわりの条件をあきらめずに探せば、いつかぴったりの条件を出した求人に出会えるかもしれません。

ハローワークやナースセンター、サイトなど今は情報社会でもあるので、これは譲れないという条件を持ち、病院探しをしてみてください。>>転職を考えている看護師におすすめ転職サイトまとめ

 

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まとめ

潜在看護師が今の看護師不足を救うと言っても過言ではありませんよね。このように潜在看護師を引き起こすためにいろんな手段があります。

知らない方も多いでしょうから、今回の記事を参考にしていただけたら嬉しいです。また、看護師は病院以外でも働けるということを知らない方もいると思うのでそんな方は以下の記事も読んでみてください。

これからもどんどん、働きやすい環境作りがされていく可能性も高いですし、あきらめず自分にぴったりの病院を探すことが看護師不足につながると思います。

 

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