女性の留学先でオススメはどこ?気にするポイントはここ !

人生1度きりだし、留学してみたいなぁと思う人は多いと思います。慣れ親しんだ地元もいいものですが、自分と価値観の異なる外国も魅力的ですよね。インターネットの発達により、得られる情報も豊かになりました。
1番の留学先としてオススメできるのはどこなのでしょうか?ネットでオススメを検索してみても、業者がつくったページも多いですよね。
筆者のオススメはフィリピンなどのアジア圏です。アジア圏のよさは日常生活の便利さです。筆者の体験談と共にまとめてみました!
この記事の目次
アジア、アメリカ、ヨーロッパで1番お得な留学先は?
①留学の候補になるのは?
まずざっと見てどんな国が留学先の候補にあがるのでしょうか。勉強したい学部、入学時期、女性にとっては留学先での治安も特に気になる点だと思います。筆者は今までに8ヶ国ほどの国に住んでいて、最終的にアメリカの大学を卒業しました。
アジアならフィリピン、マレーシア、シンガポール
アメリカ大陸ならアメリカ、カナダ
ヨーロッパならイギリス、スイス
オセアニアならニュージーランド、オーストラリア
などがあります。たくさんの選択肢がありすぎて迷ってしまいますよね。ですがこの中でお得な留学先と言ったら、間違いなくフィリピンやマレーシアなどのアジアだと言えます。
②アジアの治安は良いor悪いでは判断できない
アジアの発展途上国と聞くと治安はどうなのか、心配だという女性が多いと思います。日本はどこにいっても治安がよく、海外とは比べ物になりません。
比べてアジアは殺人などは多くないものの、スリやぼったくりは日常茶飯事です。そう聞くとやっぱり怖いですよね。
ですがアジアの国々には、外国人向けに発展した地域が必ずあります。フィリピンのマニラやマレーシアのクアラルンプールなど、大都市の中にマカティなどの区域があります。
東南アジアで一ヶ所だけやたらと発展している写真を見たことがある人は、それだと思って間違いありません。私がおすすめするのはこういった地域です。
外国人向けに発展しているため、日本とあまり変わらない生活が出来ます。すなわち車がなくてもスーパーや病院が近かったり、学校までも公共交通機関で行けたりですね。日本食レストランもたくさんある上、治安も他の地域とは雲泥の差があります。
何故こういう地域があるのかというと、発展途上国は内需だけで経済を回していくことが難しいため、お金持ちの外国人が持つ外貨を国内に落としてもらった方が都合がいいんですね。こちらとしても他の留学先に比べて、安く出費を抑えられるのは大きいです。
③そんなところで英語はうまくなるの?
気になるのは日本と変わらないような生活環境で英語がうまくなるのかですよね。これは間違いなくうまくなります。
そもそも現地の言葉に触れる時間が長くないと言語はうまくなりません。街中の標識やスーパーのポップ、バスに乗るためのやりとりなど学習の機会はいくらでも転がっています。
逆に外国人が多い地域を嫌がって、アメリカの田舎に住んでみたとしましょう。車がないとスーパーに買い出しすらいけないし、何かあったときにすぐに病院にもいけない。そんな環境では外出すら難しいです。
必然的に外に出る時間は減り、会話の時間も減ります。「じゃあ車の免許をまず取ろう!」とはなりませんよね。何をしにきたのか分からなくなってしまいます。
アメリカではネットや電気は、日本と違って個人で契約しなければなりません。家を契約しただけでは電気もガスもネットも通ってないんですね。
そういった状態でキチンとプランを選び、1人で契約を無事に終わらせられるでしょうか。まず契約のための銀行口座すらありません。
実は上記は筆者の10代の頃の経験です。ホームステイも向こうでは「通学圏内」がそもそも車ありきだったり、ハウスルールが恐ろしく厳しかったり。勉強をしにきたのに、日々の雑務でそれどころではないのは本末転倒です。
アジア圏がオススメされる理由はこれ!
事前に述べたアジア圏と欧米圏の違いをふまえた上で、アジア圏のメリットを箇条書きでまとめました。どんなものがあるのでしょうか。
- 学費が安い
- 生活レベルを選べる
- 車がいらない(重要)
- 物価の高騰に強い
- 医療費も安め(重要)
- 観光などアクティビティ代が安い(重要)
- 日本と同じ品揃えのコンビニがある
- 卒業した後も現地就職がしやすい
- 一人暮らしの住居も多い
こういったメリットがあります。イギリスやオーストラリアなどは、そもそも全ての物価が殺人的に高いです。給料も高いのですが外国人は、基本的に労働が認められません。
車がないと生活出来ない地域というのは、今思い返すとそれだけで論外です。何もできません。工夫すれば生活出来ますが、不必要な苦労だと思います・・・・。
観光費用などが安いのは大切です。1泊2日のキャンプを大学側がオファーしていたとしても、5万円する、プラス現地での出費など考えたらやってられません。
友人からの誘いを断ることにもなり「貧乏なやつ、付き合いの悪いやつ」となってしまっては人間関係も苦しくなってしまいます。ヨーロッパでは特に気をつける必要があります。
いかがでしょうか。「金と便利さにこだわりすぎ!」と感じる人もいるかもしれません。ですが留学というのは思い出づくりのために行くものではなく、将来に役立てるものだと筆者は思っています。短期の海外旅行とは違いますよね。勉強に集中できる環境は大切です。
就職先と同じく、留学先の決定は慎重になる必要があります。大抵の場合、それでも予測してなかったトラブルに見舞われるものです。
他の国がオススメ出来ない理由は?
逆に、オススメ出来ない理由にはどんなものがあげられるでしょうか。特定の国を叩くというよりも、留学していてリアルに困るものをまとめました。
- 一人暮らしの物件がなく、シェアハウスばかり
- アマゾンの宅配サービスがない
- 就労ビザの規制が厳しい
- 年度始まりが9月
- 学費の外国人料金が高すぎる
- 不意の医療費が高い
- 州をまたいでの単位移行ができない
などでしょうか。シェアハウスで見知らぬ男性複数といきなり同居というのは厳しいと感じる女性も多いはず。欧米圏はワンルーム(英語でスタジオ)物件は一般的ではありません。早くルームメイトを見付けないと住む場所がないということにも。
筆者はアマゾンの宅配サービスが届かないところに住んでいたとき、教科書が買えないという状態に陥ったことがあります。ウソみたいですよね。指定された教科書なのに学校にも売ってませんでした。
周りの学生は地元っ子だったので、友達やご近所さんからもらったりしていました。日本では考えられないような事態にも、海外では簡単に陥ります。
オーストラリアやニュージーランド、アメリカやカナダは就労規制も厳しいです。卒業したらその国が好きでも日本に100%戻らないといけないというのは厳しいです。
新年度が9月なこともあいまって、帰国しても自動的に一浪状態になってしまいます。海外大学進学を考えている方には大切ですね。現地のフォーラムに参加するのがオススメです。
筆者の友人は体調不良で倒れたとき、救急車で運ばれ1日だけ入院したことがありました。その2日だけで120万かかったようです。海外旅行保険は「同じ治療を、日本で受けた場合の金額」を負担するものなので、注意が必要です。
オススメできない理由も「〜〜だからダメ」というようなネガティブないちゃもんではなく、現実的に支障が出るものが多いです。街の雰囲気や気候も大切かもしれませんが、しっかり考えてから行動することが大切です。
まとめ
海外から帰ってくると、日本はなんて一人での行動が簡単なんだろうと感じさせられることが多いです。普段は当然だと思っていることも、海外では全く常識ではないことがほとんどです。
日常生活での取り回しのよさ、をぜひ忘れずに海外留学先を決めてくださいね!ここまで見ていただき、ありがとうございました!