それ本当?!看護師って気が強いの?気が強いと思われる5つの理由
以前、意外と看護師の未婚率が高いというお話をしましたが、看護師の未婚率が高い理由に「看護師の気が強いから」もあるのではないかという意見もありました。
白衣の天使という言葉があるのに・・・天使なのに気が強いってどういうこと?!・・・今回は看護師の気が強いということに関してみていきたいと思います。
この記事の目次
看護師は気が強い?
ナース専科が看護師に対して行った「ナースあるある☆ナースは気が強い?(参考:ナース専科)」というアンケートでは、
気が強い 56%
そうでもない 44%
という結果になっていました。気が強いと自覚している人が半分以上いるということは、周りから見ても同じことが言えるのではないかなと思います。
現に、職業を看護師というと「夜勤あるんでしょ、大変だね」と同じくらい「看護師って気が強いんでしょ」という意見があるような気がします。
気が強いという人の中には、元々気が強かったという人もいますが、看護師になってから気が強くなったという人もいました。では、なぜ、看護師という職業についていると気が強いというイメージをもたれるのでしょうか。
気が強いとは
そもそも気が強いという言葉はどういう人のことをいうのでしょうか。
goo辞書によると、「気性が激しく容易に屈しない性格である。勝ち気である。」とあります。反対に気が弱いとは、「自信が持てずに、他人に気兼ねしたり、思いどおりに行動できなかったりする。」とあります。確かに看護師に気が弱い人はほとんどいません。
ただ、この意味をみると、気が強いってなんだか悪い意味で使われているようにも思いますよね。
気が強い人の特徴として挙げられるのが
- 芯が強い
- 正義感がつよい
- 口喧嘩が得意
- 頼りがいがある
- 人に頼ることができない
- 負けず嫌い
- 努力家
- 怒りっぽい
などがあります。この項目が当てはまる人が気が強いのであれば、看護師が気が強いと言われる意味もわかる気がします。
なぜ、看護師は気が強いのか
では、なぜ看護師は気が強いというイメージがあるのか考えていきましょう。
理由1.物事の善悪をしっかりつける
看護師という職業は、「かも」「きっと」などと曖昧な表現では最悪命につながることだってあります。
正しいことは正しい、間違っていることは間違っているときちんと自分の意見を主張しなければなりません。これがプライベートででてしまい、気が強いなと思われるのでしょうか。
理由2.命を預かる仕事
命を預かる仕事というととても重い響きですが、自分のした看護が命につながることだってあります。
ミスは許されません。他の仕事だって同じくミスは許されませんが、命に関わるということを考え、常に緊張感をもって仕事をしなければならないのです。緊張感があると、自然と言葉や態度がきつくなってしまう場合もあります。
理由3.判断力・対応力がある
何が起こるか分からない予測不能な現場で働いていると、対応力が身に付きます。また、予想外の出来事に的確な判断力が必要になってきます。
現場で働いていると、判断力・対応力がつき、しっかりした女性に育っていきます。
理由4.メンタルが強い
現場では、血をみることも多いですし、場合によっては死に直面することもあります。
メンタルが強くなければ、仕事はこなせません。そうなると、少々のことでは動じなくなってきますし、気丈にふるまうことにも慣れてきます。
理由5.国家資格を持っている
厳しい実習をクリアし、必死に勉強して手にいれた国家資格です。自分は国家資格を持った看護師なんだという自信が、プライドが高く映るのではないでしょうか。
看護師は気が強くなければやっていけない
なぜ看護師は気が強いのか、それは上記の理由でそうなってくるのです。
つまり、環境がそうさせていると言ってもいいのかもしれません。気が強い=しっかりしている=自立しているという式が成り立つのが看護師という仕事なのではないでしょうか。看護師が気が強いというのも職業病の一つですよね。
ちなみに・・・私は看護師が気が強いという理由には「女の職場だから」というのもあるのではないかなと思っていましたが、よく考えると、結婚したい女性の職場ランキング1位に輝く保育士・幼稚園の先生の職場もそうですよね。
でも、保育士って男性受けがいいですし、優しい・子供好きなどとプラスのイメージばかりです。女の職場だから気が強くなるというのではなく、やはり職業柄というのが大きいと思います。
結論
看護師が気が強いというのは本当だと言っていいと思います。
- 芯が強い
- 正義感がつよい
- 口喧嘩が得意
- 頼りがいがある
- 人に頼ることができない
- 負けず嫌い
- 努力家
- 怒りっぽい
にいくつか、もしくは全部当てはまる人が多いからです。そして、環境がそうさせているという点でも、気が強くなったという意見も間違いではないでしょう。
気が弱い人、メンタルが弱い人は早い段階でやめてしまうような気がします。なので、ベテランになればなるほど、気が強くなっていくものなのではないでしょうか。
しかし!!あくまで職業柄気が強いのです。プライベートでは、ガラッと変わる人もいますし、看護師=気が強いのだけど、性格はきつい・悪いのではなく、しっかりしていると捉えてほしいなと思います。
また、気が強いを性格がきつい・悪いと捉えてしまう人もいますが、性格がきついとは、
●言い方がきつい
●上から目線
●相手を倫理で負かそうとする
などと、気が強い=性格がきついにはならないので、そこは間違えないようにお願いします。
まとめ
いかがでしたか?看護師って気が強いと言われると、マイナスのポイントを指摘されているように思いますが、そんなことはありません!!
しっかりした女性と言われているとプラスに思いましょう。守ってあげたくなる女性が好きという人もいれば、しっかりした女性が好きという男性もいます。
看護師として生きていくのであれば、気の強さは必要なものだと思います。胸をはりましょう!!あわせてこちらの記事も読んでみてください。