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敏感肌におすすめ!ノンケミカルの日焼け止めおすすめ6選

ノンケミカルの日焼け止め

梅雨になり、カンカン照りの日は、少なくなったものの、今では紫外線対策は一年中した方がいいという時代ですね。

毎日使う日焼け止めは、できるだけ簡単に石鹸だけで落とせて、お肌に負担の少ないものにしたいと思いますよね。

ノンケミカルの日焼け止めは、簡単に石鹸で落とせるものがほとんどです。ノンケミカルと聞くと、お肌に優しく、敏感肌の方や赤ちゃんにも安心というイメージがありませんか。実は、ノンケミカルとは、無添加、自然由来と同じように大きな落とし穴があるのです。

ノンケミカルとは、どういったものをいうのか、見ていきましょう。

 

ノンケミカルって何?

ノンケミカルの日焼け止め

ノンケミカルの日焼け止めというと、お肌に優しく、ケミカル=化学物質を全く使用していない日焼け止めとみられますよね。しかし、実際は、日本におけるノンケミカルの日焼け止めは、紫外線吸収剤だけを配合していない日焼け止めのことを指します。

日焼止めには、紫外線を紫外線を防ぐ2つの成分があり、一つは、紫外線吸収剤、そして、もう一つは紫外線散乱剤と呼ばれるものです。

ノンケミカルの日焼け止めとは、つまりお肌のトラブルを起こしやすい紫外線吸収剤のみが配合されていないものであって、化学物質の成分が全く入っていないという意味ではありません。

 

紫外線吸収剤、紫外線散乱剤って?

日焼け止めの中に入っている、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤ってなに?と思われますよね。

紫外線吸収剤とは、白浮きしにくく、着け心地がいいのが特徴ですが、化学物質でできています。仕組みとしては、紫外線を吸収して、化学反応を起こしてお肌へ紫外線が当たるのを防ぎます。そのため、お肌への負担も大きく、お子さんやお肌の弱い方は、何らかの症状がでることも考えられます。

紫外線拡散剤とは、紫外線を反射し、防ぎます。その原料となるものは、自然界に存在する鉱物などが主な原料なので、比較的にお肌への負担が少ないのが特徴です。

しかし、紫外線吸収剤がすべてマイナスなものではなく、ケミカル、ノンケミカルの日焼け止めにはそれぞれメリット、デメリットがあります。

ケミカル(紫外線吸収剤配合)の日焼け止めのメリット
・白浮きしにくい
・着け心地がいい・のびがいい
・汗などで崩れにくい
・高いSPFやPAが期待できる
・安価である

ケミカル(紫外線吸収剤配合)の日焼け止めのデメリット
・お肌への刺激がある
・お肌へ負担がかかる
・通常の石鹸やボディソープでは落としきれない場合がある

ノンケミカルの日焼け止めのメリット
・お肌への負担が少ない
・お肌の弱い方や赤ちゃんから使用ができる
・石鹸やボディソープで簡単に落とせる

紫外線吸収剤の主な成分
・ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル など

ノンケミカルの日焼け止めのデメリット
・白浮きすることもある
・のびがあまりよくないものもある
・汗に弱いため、頻繁に塗りなおす必要がある
・SPFやPA値があまり高くないため、こまめに塗りなおす必要がある
・ケミカルの日焼け止めに比べて高価

紫外線散乱剤の主な成分
・酸化チタン
・酸化亜鉛
・マイカ

 

ノンケミカルのSPFとPAの目安は?

ノンケミカルの日焼け止め

ノンケミカルの日焼け止めのSPFとPAの目安とはいくらくらいなのでしょうか。

近年、無添加、自然派、オーガニックといったお肌に優しいものが人気になってきているため、少し前に比べると、ノンケミカルの日焼け止めのSPFとPA値や使い心地などはかなり改善されてきていて、中には、ケミカルの日焼け止めと変わらないくらいのSPFとPA値があるものもあります。

SPFとPAという言葉はよく見たり、聞いたりしますが、でも何?という感じではないでしょうか。SPFとPA値が高いと、日焼け止めの効果が高いからいいのでしょうか…。

ドラッグストアになどに行くと、SPF50+・PA++++国内最高基準など謳った商品もありますね。

実は、SPFとPA値はそんなに高くある必要はないのです。そもそもケミカルの日焼け止めで、高い数値のものは、落とすのが大変で、かなりお肌に負担をかけてしまいます。ノンケミカルの日焼け止めの数値は、大体がSPF20~30、PA++~PA+++程です。

 

SPF・PA値とは?

SPFはSun Protection Factorの略で、紫外線B波(UVB)をどれぐらいの時間防ぐのかを表すものです。
SPF1で20分防ぐといわれています。

PAはProtection Grade of UVAの略で、紫外線A波(UVA)をどれぐらい防ぐのかを表しています。
+の数が多い程、紫外線A波を防ぐ機能が高いといえますね。

日本での日常生活で、SPF値が50、PA値が++++もなくてもいいのです。逆に、数値が高いと、安心しきって塗り直さないですよね。

日焼け止めは、いくら数値が高いからといってもこまめに塗りなおすことが重要だといわれています。そう考えたときに、お肌の負担が大きいケミカルよりもノンケミカルの日焼け止めのほうが優しいというわけですね。

しかし、海など直射日光に長時間あたったり、戸外でのレジャーの増える真夏には、崩れにくくSPFとPA値が高いケミカルの日焼け止めのほうがいいともいえます。

ケミカル、ノンケミカルどちらにもメリット、デメリットがありますので、使い分けるのもいいですね。

 

ノンケミカルの日焼け止めに欠点はない?

ノンケミカルの日焼け止めは、お肌に優しいというイメージがどうしてもありますよね。では、欠点はないのと疑問に思われるのではないでしょうか。

ノンケミカルの日焼け止めには、もちろん欠点はあります。まず、日本では定義が曖昧なことがあげられます。先述したように、紫外線吸収剤だけ配合していなければ、ノンケミカルと謳えますので、成分表示には気を付ける必要がありますね。

ノンケミカル日焼け止めの欠点
・白浮きしやすい
・のびが悪い
・SPFとPA値が低い
・高価格
・汗や水に弱い
・開封後は早めに使用しなければならない

最近は白浮きや、テクスチャーの悪さ、SPF・PA値は、ケミカル日焼け止めとさほど変わらない商品もあたくさんあります。

 

オーガニックや無添加の日焼けの方が安全?

ノンケミカルの日焼け止め

ノンケミカルの日焼け止めよりもオーガニックや無添加の日焼け止めのほうが安全で、いいのでしょうか。ここには、またまた落とし穴があります。

オーガニックと無添加自体が全く違うものであること、日本でのオーガニックの定義はハッキリ決まっていないので、きちんとしたメーカーのものを購入しなければ、すべて同じだといえます。

まず、オーガニックとは、基本的な基準は、95%以上が無農薬や有機栽培されたものやミネラル成分で構成されているものをいいますが、日本では、一滴でもオーガニックの成分が入っていれば、ほとんどの成分が合成物で構成されていても「オーガニック」と表示ができます。

無添加とは、人体に支障をきたす成分を配合していない商品のこといい、合成物は配合されているのです。

毎日使用する日焼け止めは、オーガニックのほうが体にいいとはいえますが、選ぶ際にきちんと配合されている成分を確認することが大切だといえますね。

オーガニックでも、すべての方に合うわけではありません。実は、オーガニックの商品のほうが、植物などの持つ効力が強すぎたり、ミネラル成分であるチタンやマイカ、亜鉛などが合わないといった方もいるので、一概にオーガニックの商品が絶対にいいとは言い切れないのが現状です。

しかし、お肌に合えば、確実にオーガニックの商品が、お肌に負担が少なく、赤ちゃんから安心して使用ができますね。

オーガニックコスメって肌にいいの?メリットやデメリットを知っておこうオーガニックコスメって肌にいいの?メリットやデメリットを知っておこう
お肌に優しい?!オーガニック日焼け止めの選び方とおすすめ10選

 

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日焼け止めの塗り方

ノンケミカルの日焼け止め

日焼け止めを塗っていても、正しい塗り方をしなければ、せっかくの紫外線対策も半減してしまいます。

顔に塗る場合

商品に表示されている決まった量を使う必要があります。一般的には、お顔に塗る場合は、クリームタイプではパール2粒大を、お顔の数カ所に分けて置き、のばしていきます。

ローションタイプの日焼け止めは、100円玉2つ分を2回に分けて塗ります。お顔の中心から外側に向けて、ムラなく均一になるようにのばしていきます。

鼻、あごなど紫外線が直接当たりやすい部分は、重ねて塗りましょう。耳、肩、首のうしろ、あご、肩など特に塗り忘れしやすい部分です。忘れずに日やけ止めを塗るようにしましょう。

 

顔の塗りなおし方

ノンケミカルの日焼け止めは、汗に弱いものがほとんどのです。汗をかいたときなどは、2~3時間おきに軽く重ねて塗り直しをします。

また、ファンデーション自体に日焼け止め効果のあるノンケミカルファンデーションも多数あります。

 

体に塗る場合

日焼け止めを体に塗る場合にも、お顔と同じように、商品に表示されている使用方法や量を塗ります。一般的な目安は、クリームタイプはパール1粒大、ローションタイプのものは、100円硬貨大です。

少しずつのばして塗っていきましょう。一般的に、体は規定の量よりも少ないことが多く、それでは効果が半減してしまいますので、気を付けて塗りましょう。

体も日焼けしやすい、腕や首などの部位には重ねて塗りましょうね。忘れやすいのが、足の甲です。気を付けてみてください。

 

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ノンケミカルの日焼け止めのおすすめ6選

ノンケミカルの日焼け止めのおすすめをご紹介します。

 

チャントアチャーム UVフェイス&ボディクリーム

チャントアチャームからでている赤ちゃんから使えるナチュラルなUVミルクです。ポンプ式で、のびのいいテクスチャーです。

価格:3,240円
容量:80ml
SPF:43
PA:++
公式サイト:チャントアチャーム

 

ママバター UVケアクリーム

ママバターからは、無香料とアロマインの2種類のUVクリームがでています。ナチュラルな日焼け止めですが比較的に、低価格なのも嬉しいですね。7/2まで14%オフのキャンペーン実施中。もちろん1本ずつの単品でも購入できます。

価格:通常3,888円→14%オフの3,343円
容量:45g
SPF:25
PA:++
公式サイト:SINCERE GARDEN

 

ナチュラルMサンスクリーン

ジョンマスター
出典:公式サイト

人気のジョンマスターのUVです。乳液のようなテクスチャーで、下地にもなります。

価格:4,968円
容量:59ml
SPF:30
PA:+
公式サイト:ナチュラルMサンスクリーン

 

WELEDA (ヴェレダ)エーデルワイスUVプロテクト

ヴェレダ
出典:公式ページ

赤ちゃんから大人まで全ての年代の方へおすすめな日焼止めです。

エーデルワイスやアロエベラなどの天然成分で、お肌の潤い、収れん、保護、荒れを防ぎます。ほのかに香るにおいがまた心地よく、のびがいいのが特徴です。

白浮きしないベージュのクリームタイプで、お化粧の下地や薄付きのファンデーションの代わりにもなります。

価格:2,300円(税抜き)、3,800円(税抜き)
容量:50ml、90ml
SPF:38
PA:++
公式サイト:WELEDA

 

amritara(アムリターラ)オールライトサンスクリーン

アムリターラ
出典:公式ページ

日本製の食から化粧品にいたるまで、妥協を許さないメーカーの日焼止めです。

お肌のトーンをワントーンあげ、輝きを与えてくれます。、クリームタイプは化粧下地からデコルテや肩まで幅広く、パイダータイプは、ポンポンと顔のほかにも腕などにも使用ができます。

クリームタイプ
価格:4,800円(税抜き)
容量:40g
SPA:18
PA:+

パウダータイプ
価格:4,300円(税抜き)
容量:10g
SPA:38
PA:+++
公式サイト:アムリターラ

 

MiMC(エムアイエムシー)ボディパウダーサンスクリーン

MiMC
出典:公式ページ

毎年好評の顔用サンスクリーンからボディ用が登場しました。スーッとのばすだけで、紫外線をカットしてくれます。

MiMCが得意とするミネラル成分のみで配合された日焼止めです。

価格5,000円(税抜き)
容量:8.5g
SPA:50+
PA:++++
公式サイト:エムアイエムシー

 

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まとめ

ノンケミカルの日焼け止めについて、色々みてきました。ノンケミカルの定義の曖昧なため、必ずしもお肌に優しいとは限りません。ご自身の目で見て、確かめることが大事といえますね。

これから、夏に向けて、戸外でのレジャーも多くなるので、紫外線対策はしっかりとしていきましょうね。