まつエクした時の正しいスキンケア方法は?
美意識の高い女性が増え、まつエク女子が急増していますよね。
まつエクは朝のメイクの時間が短縮できて、スッピンでも目元がパッチリすることで大人気ですが、まつエクされている皆さんはどのようにケアをしていますか?
実は、まつエクをしているほとんどの女性が“まつエクのケア”について無知なのです。
そこで、今回はまつエク女子必見のまつエクを清潔に、きれいに保つためのクレンジングやスキンケア、メイク方法をご紹介致します。
今からでも是非試してくださいね。
この記事の目次
まつエク中の正しいスキンケア方法~クレンジング編~
まつエクされている方に声を大にして言いたいクレンジング時において大切なポイント3つ、まとめてみます。
①クレンジングオイルは避ける
まつエクの施術時、お店の人に「クレンジングはオイルは避けて下さいね」と、言われたことはありませんか?
そうなのです、まつエクしている方にとってクレンジングオイルは自殺行為なのです。
実は、市販で販売されているクレンジングオイルの成分が、まつエクのグルー(まつ毛を付ける時の接着剤)を溶かしてしまうので、オイルは避けましょう。と、言われるのです。
②洗浄力の高いクレンジングジェル、ミルクを使用!
まつエクを長持ちさせる上で次に大切なのは、触らない事です。
無意識に寝ている間にこすっていたり、クレンジングの際にゴシゴシ洗っていてはダメです。
ですから、メイク汚れが落ちないからと言ってゴシゴシ強い力で落とさなくていい、洗浄力の高いクレンジングで洗い流す必要があります。
また、嬉しいことに最近ではシュウウエムラのクレンジングのようにまつエク対応のクレンジングオイルも発売されています。
ご自身の肌に合う洗浄力の高いクレンジングを探してみましょう。
③綿棒はNG
綿棒の使用もまつエクにはNGです。
クレンジングだけで落とせないアイライナーや濃いアイシャドウなどを落とす際に綿棒は非常に便利で、落とすスピードも速いので、ついつい使ってしまいたくなりますよね。
②でも言いましたが、まつエクはこすりNGです。ですからおのずと綿棒もNGなのです。
まつエク中にしてはいけないスキンケアは?
まつエクで、気を付けて頂きたいのはクレンジングだけではありません。
意外にもいつも何気なくしているスキンケアでも、やってはいけないことがあります。
アイクリームはNG
お顔のパーツの中でも目元が一番エイジングサインが出やすく、若い方でも目尻の小じわや、乾燥が気になる方が多いですよね。
そんなお悩みに一番効果的なアイテムが、アイクリームです。
そんなエイジング予防に必須アイテムであるアイクリームが、なんとまつエクとの相性が最悪なのです。
目元の乾燥を潤わすために大体のアイクリームに配合されているのが“オイル”です。
クレンジング編でもご説明しましたが、オイルに含まれる油分がグルーを溶かしてしまうので、スキンケアに含まれるオイルもNGなのです。
しかも、アイクリームは化粧水や乳液、クリームなどよりもテクスチャーがこってりしている為、他のスキンケアアイテムよりも油分の配合量が多いのです。
ただ、目元のケアは疎かにできない…なんて方はまつ毛の根元は避けて塗ると良いでしょう。
なるべくオイル配合のスキンケアアイテムは避ける
秋冬になると、スキンケアも保湿系スキンケアアイテムが増えます。
そして、秋口から売れ始めるスキンケアアイテムが、オイル美容液です。
何度も言いますが、目元に油分が触れるとまつエクが取れやすくなるので、一番いいのは使用しない事です。
しかし、油分が配合されていないスキンケアアイテムはお肌の乾燥を引き起こすので、目元を避けて塗ると良いでしょう。
界面活性剤はまつエクをしている時にダメな洗顔の成分
まつエクにオイルがダメなことは何度もご説明していますが、実は、まつエクは洗顔料に含まれる界面活性剤にも弱いのです。
とは言っても、界面活性剤が含まれない洗顔料を探す方が難しいです。ですから、なるべく界面活性剤の配合量の少ない洗顔料を選びましょう。
ただ、製品の箱などに書いてある成分表示に“界面活性剤”とは記載されていません。では、どう選ぶのかと言うと、低刺激の洗顔料を選ぶと良いです。
そもそも界面活性剤は油分と水分を混ぜ合わせるのに必要不可欠なので、大体の化粧品に配合されていますが、1つデメリットとして保護膜を傷つけてしまうという欠点があります。
ですから、皮膚の弱い方、乾燥肌の方は界面活性剤の配合量の少ない低刺激なものを選ぶといいのです。
本題に戻りますが、まつエクされている方は、“低刺激”を目印に洗顔料を選ぶと良いですよ。
まつエク当日はシャンプーしてもいい?
結論から言います。まつエク当日のシャンプーは施術から5時間以上経っていればOKです。
施術前に施術者から言われることが多いですが、大体施術後5時間は水に濡らさないようにするべきです。
水はシャワー以外にも、汗や雨など色々な水を差します。
水道水がダメと言うよりは、水全般に触れてはまつエクの持ちに影響してしまうのです。
なぜかというと、乾く前のグルーは簡単に水に溶けて流れてしまうからです。
ですから、施術後の5時間は濡らさない、触らないを徹底しましょう。
とは言ったものの、突然の雨、夏の間であれば尋常じゃない量の汗など、まつエク後にも水にさらされる事もありますよね。
そんなときの対処法として、すぐ乾かせられるドライヤーがオススメです。
濡れてしまった部分のまつエクに少しドライヤーを当てるだけで簡単に乾かすことが出来るので、万が一想定外の水に触れてしまったときは実践してみて下さい。
まつエク時にオススメのメイク品
クレンジングで落とすことを考えると、クレンジングで落ちにくいメイク品は使えない…けど、落ちやすさを重視するとすぐ滲んでしまう…なんて経験はありませんか?
実はまつエク時にオススメのメイク品とその方法があったのです。では、早速ご紹介していきます。
ペンシルタイプ、ジェルタイプのアイライナーはNG
ジェルタイプのアイライナーは油分が多く、ドロッとしていることが多いので、なかなか綿棒なしのミルククレンジング、ジェルクレンジングでは落ちにくいのです。
そして、ペンシルタイプは硬いものが多いので、アイライナーを引く際にまつ毛に当たってしまい、まつエクが取れやすくなってしまいます。
ですから、消去法だとまつエク時のアイライナーはリキッドが断然オススメです。
アイライナーは目尻だけがオススメ
まず、アイライナーをどこに引くのかと言うと、まつ毛とまつ毛の間に隙間があると目が小さく見えてしまうので、まつ毛の隙間を埋めるようにアイライナーを引きます。
しかし、まつエクをしている場合、その隙間がほぼない状態なので、インナーラインを入れる必要がありません。
ですから、まつエク時のアイライナーは目じりのみで十分です。
もともと目幅にボリュームがあり、目の形が綺麗な方はむしろアイライナー無しでも良いと思いますよ。
まつエク時のマスカラは避けるべき
まつエクのサロンでまつエク専用のマスカラが販売されているところもありますが、落とすことを考えるとマスカラは避けた方が良いです。
ただ、まつエクは施術から2週間程度で最初の完璧な状態ではなくなります。
物足りなくてマスカラをしたい…なんて方はスマッジプルーフタイプ(お湯で落とせるタイプ)を選びましょう。
ウォータープルーフマスカラは論外ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
楽に目元を華やかに見せられるまつエクですが、実は手入れが結構面倒なのです。
おさらいすると、まつエクは
オイル成分
水
界面活性剤
に、弱いのです。
いつものクレンジングやスキンケアの方法やアイテムを少し変えるだけでまつエクの持ちはぐんとアップします。
出来る事からぜひ実践してみて下さいね。