乾燥肌にぴったりのパックは?パックの使い方とは??
顔の乾燥が気になった時、化粧水や美容液をたっぷりつけたりするのももちろんですが、パックをしている人も多いのではないでしょうか。実際美容成分がたっぷり入っているというパックも多いですし、パックをすれば目に見えて肌がふっくらしますよね。
とはいってもパックにはいろんな種類があります。そこで今回は乾燥肌の人がパックをする場合、どのパックを選べばいいのかなど乾燥肌に適したパック、正しいパック方法を見ていきたいと思います。
この記事の目次
パックの種類は?
パックにはシートパック、保湿パック、ピールオフパック、クレイパックがあります。それぞれ特徴などをみいきましょう。
◆シートパック
パックといえば思い浮かぶのがこのシートパック。パックの王道をいえるでしょう。このシートパックは洗い流す手間がなく、手軽に使えるので一番人気のパックとなっています。保湿や美白など、みずみずしい美容成分が濃縮されています。
◆保湿パック
クリーム状である保湿パックは水溶性であることが多いシートパックでは補えない油分も補給してくれます。
◆ピールオフパック
ピールオフパックとは、乾いたらぺリぺリ剥がすタイプのパック。密閉感が高いので、美いう成分を肌に押し込む作用が強く、剥がすときに不必要な角質をソフトに取り去ってくれるのでくすみも解消できます。
単品で使うより、先に化粧水や乳液を使ってからやると効果的です。
◆クレイパック
クレイとは、泥のこと。泥の吸着力で毛穴の汚れをごっそり取ってくれるます。ミネラルも含まれているので、肌にハリがでます。さらにクレイが乾くときに持ち上げられるようなリフト感があり、しわやほうれい線も薄くなります。
パックって効果あるの?
パックには、美容液よりも高濃度の有効成分が配合されています。だとしたら、成分が濃縮された高級クリームをパックにして使ったらいいのではないかと思いますよね。
しかし、それでは効果が全く違います。というのも、塗るクリームは目には見えない小さな穴があり、空気や水蒸気などの通路になっているのですが、パックにはその小さな穴がほとんどないと言われています。
そのため、密閉状態になり成分が押し込まれ、それと同時に肌から蒸散してしまう潤いも一時的に閉じ込めてくれるのです。
これにより、溜まった潤いが肌をふやけさせ、パックの浸透もアップし、お肌もさらに潤います。つまり、パックをすると内と外でダブルに潤うんです。
ゆえに、パックはお肌を潤わせるのに効果的ということです。
乾燥肌にぴったりのパックとは?
乾燥肌の人がパックを使う場合、どのようなパックを選べばいいのでしょうか。上記であげたパックの4種類であれば、シートパック、保湿パックがいいでしょう。ピールオフパックは剥がすときに肌を傷付けてしまう恐れがあるので避けた方がいいです。また、クレイパックは、ミネラルが豊富に含まれているクレイであれば保湿効果も期待できますが、吸着力が高いので乾燥肌に向かない場合もあります。
どんな成分のものを使えばいい?
シートパックにも多くの種類がありますね。肌の悩みに合わせて選んでみましょう。乾燥肌であれば、愛用しているスキンケアシリーズのパックを試してみるのもいいですね。肌にあまり負担をかけない洗い流すタイプがおすすめです。
乾燥が気になるだけでなく、他にも気になるポイントもあると思うので、悩み別にご紹介します。
◆乾燥をなんとかしたいとき
セラミド、コラーゲン、はちみつ、オリーブオイルなどの潤い成分が入っているもの
-
◆肌のハリが欲しいとき
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの保湿+弾力性分が入っているもの
◆美白効果がほしいとき
アルブチン、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、ハイドロキシンなどの美白成分が入っているもの
-
◆アンチエイジングをしたいとき
- コラーゲン、プラセンタエキス、エラスチンなどが入っているもの
パックをする頻度は?
パックは、基本的に週1~2回という頻度をおすすめしているものが多いと思います。毎日使うと、肌に過剰な栄養を与えてしまい、それも肌への負担になってしまいます。なので、週1~2回のスペシャルケアとして使用しましょう。
ただ、乾燥肌の場合保湿をするのが重要です。その場合はシートマスクを毎日使うのもOK。「ルルルンシリーズ」は毎日使うためのフェイスマスクがコンセプトになっており、無香料、無着色、無鉱物油で肌にも優しく、化粧水感覚で毎日使えるシートマスクです。毎日使いたい場合はそういったお肌に低刺激なパックを選ぶようにしましょう。
コットンパックはどうなの?
乾燥が気になる時のスペシャルケアとして、コットンに化粧水を含ませ顔にはりつける「コットンパック(ローションパック)」をする方も多いでしょう。コットンパックは、化粧水でも美容液でも、自分が好きなモノを使ってパックできるというメリットがあります。
しかし、長時間コットンパックをし続けることは絶対にやめましょう。長時間コットンを貼ったままにすると、コットン自体が乾き、肌本来が持つ水分を奪っていきます。つまり、潤い目的にしたコットンパックが原因で肌の乾燥を招くという事態になってしまいます。
基本的にパック時間は3〜5分程度が目安です。
パックをする際の注意点
では、パックをする際に注意する点もご紹介します。乾燥改善にパックをして、逆に乾燥を招くという事態を避けるため注意点は頭にいれておきましょう。
①パックの前に化粧水をつけよう
洗顔後何もつけずにパックをしても美容成分がダイレクトに浸透していくことはありません。いつもと同じようにパックをする前には化粧水をつけるようにしましょう。
パックは、美容液より高濃度な成分を配合しているので、その成分をより浸透させるために化粧水は欠かせません。
特にクリーム状のパックをする場合、肌が十分に潤った状態でないと油分の広がりや浸透が悪くなり、油分が毛穴に残ってしまうことになりかねません。しかし、化粧水で潤っていれば油分がしっかり広がり毛穴にも詰まりにくくなるのです。
②パックは使用時間を守ろう
パックって長時間した方が効果があるのではと思いがちですよね。実際私もそう思っていました。しかしこれは間違い。
パックは決められた時間内に成分がしっかり浸透していくように計算されています。それ以上つけてもほとんど浸透しません。時間の無駄ですし、パックが乾いてしまうことが肌の乾燥を招いてしまいます。なので、記載されている時間を守りましょう。
③お風呂上りがおすすめ
お風呂上がりだとクレンジングや洗顔が済んでおり、肌はきれいな状態です。またお風呂上がりは毛穴が開いているので、パックに染み込んでいる美容液をしっかりと角層まで届けやすくなっています。そのため、パックはお風呂上がりにすることをおすすめします。
ちなみにお風呂でパックをすることはやめましょう。入浴中は汗をかきやすく、パックに含まれる美容液の成分が汗と一緒に流れて行ってしまうことがあります。無駄になってしまうのでお風呂でのパックはおすすめできません。
④パック後は乳液やクリームを使用
パックをした後は、乳液やクリームなどの油分で蓋をしてあげましょう。パック後何もしないでいると、パックで補った成分が蒸発してしまいます。せっかくのケアが台無しになってしまいます。
⑤塗るタイプのパックは温度が低いところから
塗るタイプのパックを付けるときは皮膚の温度が低い①頬②口回り③鼻筋④額の順番で塗りましょう。こうすることで、タイムラグがなくなりムラなく浸透します。
⑥肌荒れしている時は使わない
肌荒れしている時は保湿が大事ですが、美容成分がたっぷり入ったパックはかえって肌への負担になってしまうことがあります。乾燥がかなりひどいときなど肌荒れしている時はパックはやめておいた方がいいでしょう。
ただ、保湿を目的としている成分が少ないものなど肌への負担にならないパックであれば大丈夫です。
まとめ
乾燥などお肌の状態が気になるときはパックを使いたくなりますよね。パックはスペシャルケアとしてお肌をきれいにするには最適なものですが、使い方を間違えると肌荒れの元です。
自分の肌にあったパックを正しい使い方で使うようにしましょう。
乾燥肌で悩んでいる人はスキンケア方法も見直すことをおすすめします。以下の記事にスキンケア方法について書いてあるので参考にしてください。