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乾燥肌なのにニキビができる!?その驚きの理由とは?予防や対策も

乾燥ニキビ

あっちにもこっちにもニキビが・・・あれ、でも私乾燥肌のはずなのにどうしてニキビが?

ニキビはオイリー肌の人にできるというイメージがありますが、実は乾燥肌の人もニキビができることがあります。なぜ、乾燥肌なのにニキビができてしまうのでしょうか。今回は、「乾燥肌のニキビ」について見ていきたいと思います。

 

ニキビができる原因は?

乾燥ニキビ

ニキビとは、毛穴を中心におこる慢性的な炎症疾患で、医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる病気なのです。ニキビが病気というイメージは全くありませんよね。しかし、ニキビは放っておくと、ニキビ跡が残ってしまうので適切な対処をする必要があります。

ニキビの原因は、毛穴がつまってしまうことです。

毛穴がつまってしまう原因は

  • 皮脂の過剰分泌
  • 古い角質やファンデーションなどの汚れ
  • ターンオーバーの乱れ

があります。これら毛穴に詰まった皮脂や角質のことを角栓と言います。

ターンオーバーとは
肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりのことをターンオーバーといいます。ターンオーバーは、個人差はありますがだいたい1カ月のサイクルで行われます。 ターンオーバーは遅すぎても早すぎても肌トラブルの原因となります。

 

皮脂が過剰に分泌してしまうと、皮脂腺から分泌された皮脂が毛穴からスムーズに排出されず、毛穴につまってしまいニキビの原因になります。皮脂が過剰分泌する原因には、元々の肌質がオイリー肌であったり、洗いすぎや保湿不足などの間違ったスキンケア、ストレスなどがあります。

ターンオーバーが乱れは、角質が厚くなる過角化を引き起こし毛穴がつまってしまいます。これは、保湿が不十分であったり、紫外線、不規則な生活習慣などが原因です。

 

・・・で、ニキビの原因は「毛穴がつまってしまうこと」で、毛穴が詰まる原因には、皮脂の過剰分泌や汚れ、ターンオーバーの乱れということが分かりました。

乾燥がニキビの原因になるなんてどこにもなかったですよね。では次は乾燥がなぜニキビの原因になるのかについてみていきましょう。

 

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乾燥肌がニキビの原因に?

乾燥ニキビ

乾燥肌とは、ドライスキンともいい、皮脂分泌量の低下、角質細胞間脂質や天然保湿因子などの減少により角質の水分含有量が低下している状態のことをいいます。

上記のニキビの原因は、皮脂の過剰分泌でしたよね。乾燥肌は皮脂が少ないこと、角質層の水分が少ないことです。皮脂が少ない乾燥肌がニキビの原因になりえるのか疑問ですよね。

 

皮膚のうるおい

ここで、少しお肌のうるおいの構造について説明します。

皮膚のうるおい(水分量)は皮脂(ひし)、天然保湿因子(てんねんほしついんし)、角質細胞間脂質(かくしつさいぼうかんししつ)という3つの物質によって一定に保たれています。乾燥肌はこれらの3つが少なくなっていることにより起こります。

これらの3つはお肌の水分をキープしてくれる三大要素です。それぞれ詳しく紹介します。

 

◆皮脂膜とは

皮脂膜とは、皮膚を守るためにできる皮脂の膜で、皮脂腺から分泌される皮脂(油分)と 汗腺から出る汗(水分)によって構成された天然のクリームのことを言います。

役割は外の刺激から肌を保護するとともに、 肌水分の蒸散を防ぐという役割です。皮脂膜がなければ、防ぐものがなくなるので、角質層の水分が失われやすくなります。

他にも・・・

●皮脂膜は角質層が剥がれるのを防ぐので、角質層の保水構造を保ってくれる、
●肌の滑らかさを保つ
●肌に柔軟性や弾力性を与えてくれる
●異物や細菌の皮膚内への進入を防ぐ
●暑さや寒さから守ってくれる

などがあります。

 

◆天然保湿因子(NMF)とは

天然保湿因子(NMF)は、元々お肌の角質細胞内にあるアミノ酸やミネラルなどによって構成される成分で、角層の水分を守っている保湿物質の1つです。

親水性が高く水分を吸着し、角質層の弾力性や柔軟性を保つ働きをもっています。天然保湿因子(NMF)が少ないと、お肌の水分を保つことができません。また、ターンオーバーそのものに影響を与えてしまうと言われています。

 

◆角質細胞間脂質とは

細胞間脂質はセラミドが約50を占める脂質のことを言います。

角層細胞と角層細胞の隙間を満たして、外部からの刺激の侵入や、体内の水分の蒸散を防ぐ角層のバリア機能の役割を果たしています。角質細胞間脂質が減少すると、うるおいの大部分を占める水分の保持力が低下することになるので、当然保水機能が低下し、乾燥しやすくなってしまいます。

 

乾燥がニキビの原因に

お肌の水分キープに関わる皮脂膜は、皮脂腺から分泌される皮脂と 汗腺から出る汗によって構成されています。皮脂膜は、肌水分の蒸散を防ぐという役割を果たしており、皮脂膜が無ければ、角質層の水分が失われやすくなってしまいます。

通常、毛穴に詰まった角質や皮脂などの角栓は、古くなった角質や皮脂が少しずつ溜まっていき、皮膚のターンオーバーとともに自然に取れていくものです。しかし、角質層の水分が少ないと、角質が硬くなり毛穴が縮小してしまいます。さらに肌のターンオーバーがしっかり働かず、健康な細胞が生まれにくくなってしまい、不要な角質もはがれにくくなります。その結果、肌表面に古い角質が蓄積し毛穴がつまってしまうのです。

 

また、皮脂は取りすぎると、皮膚が敏感に反応し、新しい角質や皮脂を過剰に生成しようとしてしまいます。つまり、乾燥していると皮脂が少ないので、角質や皮脂を作り出してしまうため、毛穴が詰まりやすく、ニキビの原因になってしまうということです。

乾燥がニキビを招く原因
●皮脂膜という天然バリア機能低下や角質層の水分量低下によるターンオーバーの乱れ
●皮脂量低下

 

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乾燥によるニキビを防ぐには?

乾燥ニキビ

上記の理由で、乾燥肌の人もニキビができてしまいます。オイリー肌でも乾燥肌でもなってしまうニキビはやっかいですね。ニキビの放置は病気を放置しているのと一緒。ニキビができてしまえば、いち早く対処する必要があります。また、ニキビができないよう予防することがもっと大事ですね。

 

スキンケアを見直す

乾燥ニキビを防ぐには、乾燥肌を改善させなければなりません。角質層の働きが正常になれば、皮脂膜の働きも正常化され、お肌の水分保持とバリア機能が改善します。角質層の働きを正常に機能させるには保湿をすることです。しっかりお肌に水分を補充してあげましょう。

そして、乾燥肌はこすりすぎなど間違ったスキンケアにもあります。洗顔やクレンジングをするときごしごしと洗っていませんか?顔を拭くときごしごしと拭いていませんか?お肌への過剰な刺激は乾燥肌の元です。優しく丁寧にスキンケアしましょう。

また、皮脂のとりすぎもニキビの元。ピーリングで角栓をとりすぎるのもお肌への刺激となり、ターンオーバーが乱れる原因にもなります。今しているスキンケアを見直し乾燥肌を改善させましょう。

乾燥肌のスキンケアについて詳しくは>>乾燥肌おさらば。乾燥肌に悩んでいる人のスキンケア方法

 

ニキビができてしまったら、ニキビ用の化粧品を使うのもいいですが、成分に注意しましょう。ニキビの原因菌、アクネ菌を殺菌するためにエタノール・アルコール類、イオウなど、乾燥をを助長させるような成分が入っている場合があります。乾燥ニキビの場合は、保湿が第一なので、そういった刺激の強い成分を含むものは使用しないようにしましょう。

おすすめ化粧品
●保湿タイプ
●低刺激性(アルコールフリー、敏感肌用)
●ビタミンC誘導体配合
●ヒト型セラミド配合
●しっとりタイプのもの
●ミルククレンジング

正しい洗顔にぴったりの洗顔料を使って美肌になりましょう!!>>【目指せピュア肌】乾燥肌や敏感肌におすすめの泥洗顔

 

生活習慣を見直す

偏った食生活、睡眠不足、ストレスなどはお肌のターンオーバーの乱れにつながります。ターンオーバーが乱れると、健康なお肌は生まれません。

夜勤がある仕事やファーストフード、外食が多い人は肌荒れが起きやすい傾向にあります。可能な限りでしっかり睡眠をとりましょう。ターンオーバーを正常に機能させてくれる成長ホルモンは睡眠中に分泌されます。この成長ホルモンは、寝はじめてから3時間の間に多く分泌されるので、この3時間しっかり寝ることが大事です。

食生活も私たちの体を構成する大事なものです。バランスのいい食事を心掛けましょう。乾燥肌に効果的な食べ物については>>乾燥肌と食べ物って関係ある?乾燥肌に効果的な栄養素・食べ物を参照してください。

バランスのいい食事がどうしても無理という人もいると思うので、そんな人はサプリメントで栄養素を補充しましょう。>>乾燥肌におすすめ。美肌に効果的なサプリメント

 

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まとめ

乾燥肌でもニキビができるなんて驚きですよね。オイリー肌がニキビの原因だからと、必要以上に皮脂をとりすぎたり、何回も洗顔をしたりと、お肌を労わっていたつもりが逆効果になることもあります。

正しいスキンケアや生活習慣を行い、乾燥肌改善を目指しましょう。それが乾燥ニキビにさよならする第一歩です。

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