ゴールデンベリーの効能や摂取量は?食べ過ぎは逆効果?
皆さんはスーパーフード“ゴールデンベリー”をご存知ですか?
美容と健康に良い事からハリウッド女優やモデルなどに人気があり、最近では日本でも専門店などで取り扱いがありますが、まだまだ日本では浸透しているとは言えません。
この記事を見てゴールデンベーリーと言うスーパーフードがあることを知った!なんて方も少なくないと思うのです。
そこで、今回はまだまだ謎の多いゴールデンベリーについてお話させて頂きます。
この記事の目次
ゴールデンベリーとは?
まず、ゴールデンベリーとはどんなものなのか、お話させて頂きます。
実はゴールデンベリーとは皆さんご存知“ほおずき”の一種です。
日本ではほおずきは食用と、観賞用として華道に用いられたりしていますが、南米では栄養価の高い食材としてインカ帝国の時代から食材として大切にされていたのです。
他にも様々な呼び名があり、「インカベリー」「ピチュベリー」「ストロベリートマト」「オレンジチェリー」など様々です。
ほおずきを食べたことがある方は分かるかもしれませんが、ゴールデンベリーには独特の香りがあります。
糖度は12~15度と、普通のフルーツと比べても高めなのですが、柑橘系のような甘酸っぱさが丁度良く、味が好きと言う方も多いです。
ゴールデンベリーの栄養価がすごい!
- ビタミン類
ゴールデンベリーにはビタミンA、B、Cなど数多くのビタミンが含まれています。
ストレスなや環境によって減少するビタミン類が効率よく吸収することができるのです。
- 必須アミノ酸
体内での生成が不可能な必須アミノ酸を効率よく摂取することができます。外部から補うしか方法が無い必須アミノ酸をおやつ感覚で食べるだけで補うことができます。
- 鉄分
貧血気味の女性に必見です。
スプーン1杯程度で1日に必要な鉄分を摂取することが出来るので、女性に嬉しいですよね。
- 食物繊維
スーパーフードにはだいたい含まれている食物繊維ですが、ゴールデンベリーにも含まれています。驚くのはその量です。
食物繊維はよく、ゴボウやレンコンなどの根菜に含まれると言われますが、ゴールデンベリーはなんとその30倍含まれているのです。
- ウィタノリド
ウィタノリドって聞きなれないですよね。
主にゴールデンベリーのようなナス科の植物に含まれ、抗がん、抗酸化、抗炎症作用が期待されるといわれています。
また、機能が低下した肝臓を修復する働きがあるとも言われています。
他にも排尿を刺激し、いらない脂肪や塩分などの毒素を排出し、腎臓の健康を促すのに役立ってくれるんです。
ゴールデンベリーの効果・効能は?
では、早速気になる効果、効能についてご紹介していきます。
ビタミンEが豊富
ゴールデンベリーにはビタミンEが豊富に含まれています。実はその豊富なビタミンEが毛細血管を広げて血流を良くしてくれます。
また、ビタミンA、Eには血液の老化を予防する抗酸化作用があります。
美肌効果抜群!
ゴールデンベリーに含まれるビタミンCは皆さんご存知、美肌効果があります。
ビタミンCはメラニンの生成を抑制する効果があり、シミの生成を予防します。
また、ビタミンBは抗酸化作用があるので、お肌が酸化することで起こるくすみやお肌のごわつきなどに効果があります。
カリウムが豊富
ゴールデンベリーに含まれるカリウムの量がなんと、バナナの4.5倍と言われています。
カリウムは体内の余分な塩分を排泄させる効果があります。
塩分を摂取しすぎてしまったな…なんて時には食後にゴールデンベリーをお勧めします。
同時にむくみ解消にも効果的です。
ゴールデンベリーには副作用があった!?
そんな栄養満点のゴールデンベリーですが、副作用や注意点がありますので、気を付けましょう。
骨粗鬆症
ゴールデンベリーに含まれるビタミンEですが、大量に摂取すると骨粗鬆症の原因になってしまいます。
カルシウムが減少する高齢者、また、骨粗鬆症の疑いがある方は過剰摂取は避けるようにしましょう。
妊婦さん要注意!
ゴールデンベリーに含まれるビタミンの中でも妊婦さんが注意して欲しいのがビタミンAです。
ビタミンAの過剰摂取はお腹の中の胎児に悪影響を及ぼすと言われています。
体に良いと言われるスーパーフードでも大量摂取は避けた方が良いでしょう。
食べ過ぎ注意
これは副作用ではありませんが、栄養価の高いゴールデンベリーは意外と高カロリーです。
ドライフルーツのゴールデンベリーは、100gあたり約360kcalです。
スーパーフードの中にはダイエット効果のある食材が沢山ありますが、高カロリーなゴールデンベリーはダイエット目的には不向きです。
食べすぎには注意しましょう。
ゴールデンベリーは1日にどのくらい摂取するのがベスト?
では、一日にどれくらい摂取するのがベストなのでしょうか?
カロリーが高いため、食べすぎるとその分体重が増えることは想像がつきますよね?
1日にどの位食べるのがベストなのでしょうか?
それはズバリ、40粒です。
40粒を目安にすればいいと言われています。これをgに換算すると約40gぐらいです。
ですので、カロリーにすると200kcal前後。
食べ過ぎなければ、むくみ解消や鉄分補充など素晴らしい効果がたくさんなので、健康的にダイエットできますね。
簡単!スピーディー、ゴールデンベリーを使ったレシピ
注意点を踏まえたうえで、早速実践です。誰でも簡単に出来るレシピをご紹介致します。
(材料)
・牛乳又は豆乳…200㏄
・ゴールデンベリー…大さじ2
・ハチミツ…お好み
(作り方)
①食材を全部ミキサーにかけます。ドライゴールデンベリーを使用する際は細かくなるまでしっかり混ぜます。
②①で混ぜたものを2~3分放置します。うまみ成分がミルクに溶け込むのを待ちます。2~3分放置したら完成です。
ゴールデンベリーはどこで売ってる?
さて、ゴールデンベリーはどこで手に入るのでしょうか。
コストコ
テラフェルティル社 ゴールデンベリー 567g
という商品が売っているとの情報がありました。価格は、1,500円以内で買えるよう。
コストコではいろんなスーパーフードを扱っていますね。
カルディ
800円ほどで売っているそうです。
無印
まんまのドライフルーツ ゴールデンベリー 35g
という商品が350円で購入できます。
通販
楽天やAmazonでも購入できます。以下の商品は楽天で口コミが多く評判がいいゴールデンベリーです。
ドライゴールデンベリー 500g
自分で栽培する
ゴールデンベリーは、自分で育てることができます。
ネットで「食用ほおずき」で検索すると苗や種を買うことが出来ます。
実は、生のゴールデンベリーは100グラムあたり50kalほどです。
ということは、売ってるドライフルーツのゴールデンベリーより、低カロリーですよね。
自分で栽培するという選択肢もおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
まだまだ日本では馴染みの無いスーパーフードですが、効果は驚くべきものですよね。
注意点を踏まえたうえで効果的に日々の生活に取り入れてみましょう。
是非参考にして下さいね。