混合肌のニキビケアはこれ!原因と正しいスキンケア方法

暑さが増してきて、メイクの崩れがより気になってくる時期になりましたね。
Tゾーンはべたついてメイクが崩れやすいのに、目元や頬はつっぱるという方も多いのではないでしょうか。思いあたる節があったら、混合肌かもしれません。
現代の30代以上の女性のほとんどが、混合肌といってもいいほどなのです。混合肌の方の特徴として、自身の肌はオイリー肌だと思っており、オイリー肌用のスキンケアをしている方が多いのです。
混合肌の方が間違ったスキンケアをしてしまうと、逆効果で、ニキビや毛穴のトラブルがひどくなったりしてしまいます。混合肌のタイプや、ニキビがあるときのスキンケアについてご紹介します。
この記事の目次
混合肌とは?原因は何?
混合肌は、Tゾーンはべたついたりするのに、目元や口元などの皮膚が薄い部分はかさついたりするといったように、お顔の部分によって、種類の異なる肌質を併せ持ったお肌のことです。混合肌は3つのタイプに分かれます。
混合肌の種類
- オイリー肌と乾燥肌タイプ
- オイリー肌と普通肌タイプ
- 普通肌と乾燥肌タイプ
混合肌になる原因とは何なのでしょうか。30代くらいを境に肌質が変わってくる場合が多いのです。
混合肌になる原因
- 加齢によるもの
- ストレスによるもの
- 紫外線や汚染物質・エアコンによるもの
- 食生活によるもの
- 間違ったスキンケア
混合肌のほとんどといっていいほどが、何らかの原因によるお肌の乾燥です。混合肌のニキビには正しいスキンケアをすることが有効です。
混合肌の原因について以下の記事で詳しくご紹介しています。
>>混合肌の原因はスキンケアと日常生活?改善方法もご紹介!
なぜ混合肌だとニキビができる?
混合肌だとなぜ、ニキビができるのでしょうか。
毛穴の詰まりが原因
混合肌のニキビの原因は、お肌の乾燥によりバリア機能が低下してしまい、ターンオーバーがうまくいかず、角栓が毛穴に詰まってしまうことが原因といえます。
混合肌のニキビは、Uゾーンを中心にできるのが特徴です。オイリー肌の部分は、間違ったスキンケアなどによって過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、アクネ菌が増殖してニキビができます。
乾燥が原因
目元や口元などが乾燥しているのに、Tゾーンが脂っぽいとオイリー肌だと思い、過剰に脂を取りすぎてしまったりすると、お肌の水分が低下して、お肌のバリア機能が低下し、毛穴が狭くなってしまい、毛穴が詰まり、ニキビができやすくなります。
間違ったスキンケアが原因
混合肌の方は、お肌がべたつくと思い、オイリー肌だと思い込み、オイリー肌用のさっぱりとしたタイプのスキンケアをしたりすると、乾燥している部分には、水分が不足してしまいます。
お肌の水分が不足してしまうと、お肌に潤い補おうとして、油分を分泌してしまうので、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
混合肌の方のニキビは、スキンケアの偏りが原因のことが多いのです。
混合肌ニキビで悩んでいる人のスキンケア方法
混合肌でニキビができてしまったらどのようなスキンケアをして行けばいいのでしょうか。混合肌の方のスキンケアは、洗顔で皮脂を落としすぎないことがポイントです。
洗顔を見なおす
皮脂の多い部分であるTゾーンと少ないUゾーンや目元などによって、洗顔料を使い分けるのは、かなりの労量を要します。混合肌の洗顔料は、洗浄力が強すぎないことや、保湿をしてくれるようなものを選ぶことを意識してみましょう。
混合肌には、固形石鹸がおススメです。固形石鹸には、基本的にはさっぱりとした洗い上りになりますが、石鹸素地にオイルなどが配合されているしっとりタイプのものもあります。
石鹸のほうが界面活性剤などが入っていないため、お肌に優しいといえます。界面活性剤は、お肌の表面に膜を作り、化粧水などの浸透を妨げてしまうこともありますので、ニキビを治したい場合には固形石鹸のほうがベターでしょう。
優しく泡で洗う
洗顔ネットなどを使用して、たっぷり泡立ててから、お顔に泡をのせて、優しく触れるか触れないかといういうな感覚で、泡でお顔を洗います。ゴシゴシしたり、少ない泡だと摩擦でお肌を傷つけてしまい、ニキビがひどくなったり混合肌の加速を促してしまいますので、注意してくださいね。
保湿はしっかりとする
混合肌は、Tゾーンなどが皮脂でテカっているため、化粧水だけつけて、乳液やクリームなどの保湿はしないというかたも多いと思います。しかし、皮脂の過剰分泌は、水分の不足や、洗いすぎによる皮膚の乾燥などで、バリア機能が働き、バランスを取ろうとし、油分を分泌することです。
化粧水で水分を補ったら、水分の蒸発を防ぐために乳液やクリームで保湿をしましょう。乳液とクリームの違いは、テクスチャーなどでもわかるように、クリームのほうがより保湿効果が高いといえます。
基本的なスキンケアの順番は、化粧水→乳液→クリームです。季節や乾燥具合によって、化粧水のあとの乳液やクリームを両方使用するか、どちらかにするかを決めてもいいいですね。
夜だけクリームを使用する、夏場は乳液のみといった感じで、ご自身のその日のお肌の状態を見ながら、スキンケアをして行くことが混合肌のニキビのスキンケア方法だといえます。
混合肌のニキビ肌におすすめの化粧水と乳液
混合肌のニキビを治すためのスキンケアである化粧水と乳液を選ぶ際にも少し気を遣ってみましょう。
混合肌の化粧水の選び方
- サッパリタイプよりもしっとりタイプを選ぶ
- 混合肌の方は乾燥肌用の化粧水を選ぶ
- ニキビがひどいときにはニキビ肌用と乾燥肌用を一緒に使用する
そんなときには、ニキビ肌用の化粧水のあとに乾燥肌用の化粧水を重ねる手使用することをおススメします。
ニキビ用の化粧水は、皮脂の分泌を抑える作用があり、お肌が乾燥してしまいますので、必ず乾燥肌の化粧水でしっかりと保湿することが大事です。
混合肌のニキビがひどいときの乳液や保湿クリームの選び方
乳液や保湿クリームよりも油分の少ないこう保湿の美容液を選びます。乾燥の気になる部分には、乳液やクリームを重ねてつけるようにしましょう。
混合肌のニキビ肌におすすめの日焼け止めは?
混合肌の一番の原因は、紫外線が影響していると先述しました。混合肌の方は紫外線対策もしっかりとしましょう。
日焼け止めは、一年を通して必要だといわれる時代になりましたね。メイクをしていたり、皮脂が多い人は、「崩れにくさ」を重視して、日焼け止めを選んでしまいがちですが、さらっとしていたり、のびのいい日焼け止めには、ほとんどの場合、化学物質である紫外線吸収剤が含まれています。
紫外線吸収剤とは、お肌へ紫外線を吸収し、熱エネルギーに変換し、外へ逃がすというメカニズムで、日焼けを防ぎます。その化学反応がかなりお肌への負担になってしまいます。
混合肌のニキビが気になる場合などは、紫外線拡散剤の入っていない、紫外線拡散剤のみを使用したノンケミカル、オーガニックなどの日焼け止めを選ぶといいでしょう。
>>お肌に優しい?!オーガニック日焼け止めの選び方とおすすめ10選
まとめ
混合肌のニキビを治すスキンケアはやはり一番は、保湿です。洗顔もよく見なおすと、より混合肌が健康的なお肌へと変わってきますので、一度、試してみてはいかがでしょうか。
私もオイリー肌と乾燥肌の混合肌です。私は、オリーブオイルのたっぷり配合された固形石鹸をしっかりと泡立て、泡パックをしています。それだけで、だいぶ乾燥を防いでくれるようになりました。ぜひ、この方法もためしてみてはいかがでしょうか。