高二酸化炭素血症
高二酸化炭素血症(こうにさんかたんそけっしょう)とは、二酸化炭素の排出が不十分となり、動脈血中の二酸化酸素濃度が著しく増加した状態のことです。
二酸化炭素が血液中に増加すると、中枢神経(脳や脊髄)や呼吸中枢が抑制され、CO2ナルコーシス(中枢神経障害や意識障害を生じる)という病態をきたします。
中枢神経障害により呼吸中枢も抑制されるため、高二酸化炭素血症とCO2ナルコーシスによる悪循環が繰り返され、さらに二酸化炭素濃度が増加する事態に陥ってしまいます。
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