体臭で病気が分かる?その体臭病気が原因かもしれません。

前々から体臭が気になっていた、最近急に体臭がするようになった気がする、体臭を他人から指摘された・・・などというお悩みの人も多いのではないでしょうか。

特に汗をかくことが多くなる夏ほど、体臭が気になりますよね。

体臭には様々な原因があります。「女性も体臭で悩んでいる?!女性の体臭の原因や対策は?の記事も参考にしていただきたいのですが、実は病気が原因で体臭が発生している場合もあります。

もし病気が原因であれば、一刻も早く治療しなければなりませんし、病気を治療すれば、体臭も消える可能性が高いです。

今回は「体臭と病気の関係」についてみていきたいと思います

 

 

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体臭が病気のサイン?!

全く体臭がないという人は存在しないものです。人には何かしらのニオイを持っています。それなのに、体臭がきつい人とそうでもない人がいると思いますが、清潔にしているかしていないかで大きく変わってきます。そして、体臭がきつくなる原因には、ニンニクやコーヒー、飲酒なども体臭の原因として知られていますが、実は病気が元でも体臭を発するんですね。

あなたの体臭は大丈夫なのかみていきましょう。

 

糖尿病による体臭

糖尿病になると、「甘いニオイ」がします。この糖尿病による体臭は初期は甘いニオイなのですが、病気が進行すると、甘酸っぱいニオイがするとと言われています

糖尿病とは、インスリン(血糖を下げる働きをもつホルモン)の作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなっている状態のことを言います。

 

通常は、インスリンによって糖が代謝されるのですが、糖尿病が進むと糖がうまく代謝されなくなります。そうすると、糖の代わりに脂肪がエネルギー源として使われるようになります。この結果、体内で作られるのが、ケトン体という物質です。ケトン体はやがて血液の中でアセトンという物質になるのですが、このアセトン特有の砂糖のように甘い匂いが糖尿病によって作用し、体臭が甘酸っぱくなるようになります。これを「ケトン臭」と言います。このケトン体は、血液とともに全身を巡るため、汗や尿、吐く息、体臭が甘酸っぱくなるというわけです。

 

体臭が甘い、甘酸っぱい
と思ったら、糖尿病の疑いあり!! 糖尿病はおもに中高年以降にみられますが、若年者の発症も増加しています。

日本人は遺伝的にインスリン分泌が弱い人が多いといわれており、 ファーストフードなどばかり食べている人、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣や加齢といった要因が加わり、発症するとされています。 まだ若いから大丈夫ではなく、体臭から甘いニオイがすると思ったら病院へ行きましょう。

 

※ただ、糖尿病の甘いニオイを発する「ケトン臭」は、ダイエットが原因の場合もあります。ダイエットによる食事制限をすると基礎代謝が低下してしまい、エネルギーの産生がしづらくなります。この結果乳酸が産生されます。さらに、代謝の低下に伴い燃焼され切らなかった脂肪酸がケトン体を産生します。そのため、ダイエットが原因で甘酸っぱいニオイがすることもあります。

ダイエットが原因の体臭であれば、食生活を改善させれば消えるはずです。とにかく甘い、甘酸っぱいニオイがしたら、食生活の乱れをまず治すようにしましょう。

 

胃腸の病気による体臭

胃炎や胃・十二指腸潰瘍などの胃腸の病気になると、消化がうまくできずに、食べ物が体内で異常発酵するため、「卵が腐ったような臭い」が発生します。その臭い物質が吸収されて、血液に溶け出すと、体臭になってしまいます。

 

胃炎や胃・十二指腸潰瘍は、ピロリ菌の感染、暴飲暴食、刺激の強い食べ物・飲み物の摂り過ぎ、薬の影響、ストレス、感染症、アレルギーなどが原因で起こります。以下の症状があれば、早めに病院を受診しましょう。

 

~胃腸の病気による症状~

  • 腹痛
  • 胸やけ
  • むかつき
  • 吐き気
  • ゲップ

 

腎臓の病気による体臭

腎臓の病気になり、腎機能が低下すると、体臭は「アンモニアのニオイ」になります。

 

腎臓は、毒素や老廃物を尿として体の外に排泄する働きをしていますが、腎臓の機能が低下して尿が出にくくなると、毒素や老廃物が体の外に排泄されなくなり、体の中に溜まってしまいます。そうすると、血液中の毒素の濃度が高くなり、それが汗と一緒に出ることによって、体臭がおしっこのようなニオイになるのです。高血圧や肥満、糖尿病などが原因で腎機能は低下します。

以下の症状があれば、腎機能に何らかの影響が出ている可能性があります。当てはまる人は早めに病院を受診しましょう。

 

~腎臓の病気による症状~

  • トイレの回数が急に減った
  • 夜中のトイレの回数が多くなった
  • 尿の色が濁っている
  • 赤みを帯びた尿が出る
  • 尿が泡立って消えにくい
  • むくみが強く、改善しにくい
  • 身体のだるさがとれない
  • 血圧が急に高くなった
  • 糖尿病の可能性がある

 

肝臓の病気による体臭

肝機能が低下すると、体臭が「ドブやカビのようなニオイ」になります。

 

肝臓には、体内の有害な毒素を分解して無毒なものに変える解毒作用があり、アンモニアを尿素に変え、体外へ尿として排出させる働きをするのが肝臓の機能の一つです。ウイルス感染や薬剤による障害のほか、大量のアルコール摂取や喫煙などが原因で肝機能が低下すると、肝臓で分解されるはずの臭い物質が分解しきれなくなり、血液に取り込まれて、汗と共に排出され体臭や口臭となってしまいます。

 

肝臓は無言の臓器とも呼ばれ、肝機能が低下していても中々気付きにくいと言われています。健康診断の中の血液検査などで分かることもありますが、以下の症状があれば肝機能が低下しているサインかもしれません。

 

~肝臓の病気による症状~

  • 疲れやすい
  • 身体がだるい
  • お酒が弱くまった、二日酔いがひどい
  • 目の白目の部分が黄色い
  • 身体が黄色くなっている

 

脂漏性皮膚炎が原因の体臭

脂漏性皮膚炎になると、「脂臭いニオイ(加齢臭に似たニオイ)」がします。脂漏性湿疹の臭いは主に頭皮から発生する事が多いとされています。

 

脂漏性皮膚炎とは、皮脂の多い顔のTゾーン、頭皮、胸や背中の中央部、ワキの下などでよく発症する、皮膚から分泌された皮脂が炎症を起こしてしまう皮膚疾患のことをいいます。カビの一種が原因菌になり、脂漏性皮膚炎が発症します。脂漏性皮膚炎になるとカサカサして赤くなり、皮膚が薄くはがれ落ちたり、薄いカサブタができたりします。頭皮に症状が起こると、フケがたくさん出るようにもなります。体の皮脂の分泌には男性ホルモンが関係しているため男性に多い病気と言われていますが、女性ホルモンの乱れや生理不順の影響で女性にも珍しくない病気とされています。

 

 

~脂漏性皮膚炎の症状~

  • 顔や頭に赤い湿疹ができる
  • フケが増える
  • 抜け毛が増える
  • 皮膚が油っぽくなる

 

その他の病気による体臭まとめ一覧

糖尿病患者 甘いニオイ、甘酸っぱいニオイ
肝臓の病気、肝機能の低下 ドブやカビのニオイ
肺の疾患 腐敗臭
皮膚病 カビ臭い様な臭い
胃腸の不調 卵が腐敗した様なニオイ
ジフテリア 甘いニオイ
腸閉塞、便秘 口臭が便の様なニオイ
口内炎、歯肉炎、歯槽膿漏 腐ったタマネギのような口臭
脂漏性皮膚炎 脂っぽいニオイ
疲労 アンモニアのニオイ
トリメテルアミン尿症 魚の様なニオイ
メープルシロップ尿症 メープルシロップの甘いにおい
ガン患者 ガン患者からは、ガン細胞がもつ独特のニオイ

 

 

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まとめ

あなたの体臭はどうでしょうか。まだ若いから病気になっているはずがない、自分には体臭がないと思いこまずに確認してみましょう。

体臭はなかなか自分では気づきにくいものですが、自分で確認する方法もあります。

以下の記事に確認方法を載せているのでチェックしてみてください。

 

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