※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

女性も体臭で悩んでいる?!女性の体臭の原因や対策は?

仕事を一生懸命していると、走り回って汗だくになることも多いですよね。

「体臭」と聞くと中年男性の加齢臭を一番に思い浮かべますが、誰だって体臭はあります。特に女性は自分の体臭を気にするものだと思います。特に汗をかいた後などは周りの人はどう思っているのかな、なんて気になってしまうことも。

体臭には何らかの原因や病気が隠されていることがあります。今回は、「女性特有の体臭」についてみていきたいと思います。

 

自分は大丈夫だと思っていませんか?

体臭はあまり自分自身では意識しないことだと思います。しかし、株式会社マンダムが2014年に実施した「職場の身だしなみとニオイに関する意識調査」によると、ニオイが気になっている人が多くいることが分かりました。 『職場の身だしなみで“どうにかして欲しいこと” 』以下のグラフ参照。

 

体臭1出典:株式会社マンダム調査内容

この結果から分かるように半数以上の人が、「ニオイ」に対して敏感になっています。

しかも、これらのニオイが原因で「仕事に支障をきたしたことがある」という人が約6割もいるという結果もでているのです。

「ニオイ(体臭)が気になって仕事に集中できないことは ありますか?」

体臭2

 

そして、初対面でもニオイ(体臭)は減点要素と回答した人は 88.9%もおり、さらに、「職場の身だしなみで指摘しにくいこと」でも第1位が「ニオイ(体臭)」となっています。ちなみに2位はニオイ(口臭)、3位は鼻毛です。

「ニオイ(体臭)」は、最も気になり何とかして欲しい!と思っているにも関わらず、指摘しにくいということがこの調査から分かりました。

 

Sponsored Link

ニオイの原因とは?普段の生活がニオイの原因に?!

体臭4

体臭というと、なんだか不快な雰囲気がしますが、実は体臭には相手が心地よく感じるニオイ(匂い)もあります。「フェロモン」という言葉がありますが、心身ともに健康で、普段から体臭ケアを心がけている人の体臭は、不快にならないどころか、人をひきつける魅力的なニオイになっています。

ニオイや香りは人の行動や印象に影響を与えることも分かっており、存在を主張するために大事なのが「体臭」という訳ですね。

ただ、上記の調査でも分かるように、不快に感じてしまう体臭もあります。それらの体臭には何らかの原因が隠されています。それを明らかにしていきましょう。

 

体臭の原因その1.ノネナール

ノネナールという名前を聞いたことはありますか。私は今回初めて聞いたのですが、このノネナールという物質がニオイの元となっています。ノネナールとは油臭くて青臭い、加齢臭の臭いのする不飽和アルデヒドの一種です。ノネナールは毛穴に存在する皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化してできたニオイの成分で、資生堂の研究によって発見されました。

 

このノネナール、加齢臭の原因となる物質であることが分かっています。

若い時は皮脂腺から脂肪酸が分泌されても、ホルモンの働きによってそれが酸化しないようにしてくれるため、若い人からは加齢臭がすることはありません。しかし、40歳を過ぎるころから人間はホルモンの働きが衰えてきてしまうため、皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化してしまいノネナールが増加していきます。その結果加齢臭としてニオイを発生させることとなります。

 

加齢臭と言えば、中年男性というイメージがありますが、加齢臭=中年男性というイメージがあるのは、男性が女性より皮脂の分泌量が多いためで、ノネナールも男性の方が多く発生する傾向があるためです。しかし、女性でも皮脂の分泌はされますし、男性女性関係なくホルモンの働きが衰えてくる40歳前後からノネナールが発生しやすくなり、加齢臭となってしまうのです。

 

ノネナールが発生しやすい場所

皮脂腺は、頭皮鼻の周りわきの下背中の中央などに分布しています。

 

ノネナールが発生する原因

ノネナールが発生する原因は脂肪酸と過酸化脂質の分泌量増加と活性酸素の増加です。不摂生な生活やストレスが原因でノネナールは発生します。つまり、生活習慣を改め、ストレスを軽減する生活をすることが加齢臭を抑えるために必要です。

 

~ノネナールを抑えるための対策~

●ストレスをためすぎない
●適度な運動をする
●タバコは吸わない
●アルコールを摂りすぎない
●紫外線を避ける
●抗酸化作用が強い食べ物を食べる(ビタミンC、E、ポリフェノールやベータカロチン、カテキン、イソフラボン)

 

体臭の原因その2.食べ物

普段口にしている食べ物が私たちの体を構成しています。「今日なんだか自分くさい?」と感じた経験はありませんか。

実は体臭と食べ物には密接な関係性があって、私たちが普段食べているものには体臭をきつくするもの、体臭を改善させるものがそれぞれあるのです。以下にそれぞれ食べ物を記載しているので参考にしてください。

 

体臭が発生しやすい食べ物

  • 動物性脂肪が多いもの(肉類、牛乳、チーズ、バター、揚げ物、スナック菓子)
  • 辛いもの
  • アリシンが含まれているもの(ニンニクやニラ)
  • お酒

 

体臭を改善する食べ物

  • トマトやスイカに多く含まれているリコピン
  • 緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンなどの抗酸化物質
  • 卵や納豆、さんまやししゃもなどのビタミンB2
  • バナナやかつお、まぐろ、いわしなどの魚類に含まれるビタミンB6
  • 食物繊維やオリゴ糖
  • レモンや梅干しなど酸っぱいものに含まれるクエン酸

 

体臭の原因その3.ダイエット

体臭5

多くの女性の関心を集めるダイエットですが、このダイエットにも体臭につながる要素が隠されていました。

ダイエットは食事制限をすることがあると思いますが、この食事制限が原因なのです。

ニオイの発生機序としては、食事制限をすると基礎代謝が低下してしまい、エネルギーの産生がしづらくなります。この結果乳酸が産生されます。さらに、代謝の低下に伴い燃焼され切らなかった脂肪酸がケトン体というニオイ物質を産生しこれらがニオイの原因となってしまいます。乳酸はアンモニアと一緒に汗の中に出る性質があり、汗をかいた時にアンモニアくささが強くなります。ケトン体は「甘酸っぱい」ニオイを発生します。また、ダイエットによる空腹状態が唾液の分泌を低下させ、「口臭」として感じられることが多いようです。

 

つまり、過度な食事制限を伴うダイエットをしていると、体臭や口臭の原因となってしまうということになります。バランスのいい食事を摂るとともに、運動で代謝をあげるダイエットにしなければなりません。食事制限でダイエットをしている人は要注意です。

 

体臭の原因その4.飲酒・喫煙

ストレスが溜まる仕事をしていると、嗜好品の助けを借りたいと思うでしょうが、これも体臭の原因になってしまいます。

飲酒をしすぎると、次の日までアルコール臭が残ることがありますよね。アルコールは、血行を良くする作用や発汗量を増やす作用があるのですが、これらの作用のためニオイ成分が多い汗をかくことになります。また、アルコールが代謝されるとアセトアルデヒドという強いニオイ物質が産生され、汗や呼気から強いニオイとなって排出されてしまうのです。

 

喫煙に関してはタバコ自体に独特なニオイがあり、アンモニアなどの強いニオイ成分が含まれています。またタバコに含まれるニコチンには、エクリン腺の発汗を促す作用があり、ニオイ成分を伴った汗をかくことが体臭の原因になっています。

 

体臭の原因その5.貧血

女性に多いとされている貧血が体臭の原因になっているなんて驚きですよね。

実は、貧血になると、末端に血液が十分供給されなくなり、体内でのエネルギー代謝が上手く働かず、乳酸やアンモニアといった老廃物が体内に蓄積されるようになります。乳酸やアンモニアが体内に蓄積されたり、血中に多く存在すると、酸っぱい臭いやアンモニア臭が体臭として発生することがあります。

貧血を改善させることが体臭を絶つ方法です。貧血にも種類がありますが、鉄分の摂取やビタミンB12や葉酸の摂取をするように心がけましょう。

 

体臭の原因その6.女性ホルモンの影響

女性の体臭のなかで「女性ならではの体臭」といえるのが、生理前や更年期に多く現れる「女性ホルモンの影響」によるニオイです。

 

女性ホルモンは汗腺や皮脂腺の働きをコントロールしています。ホルモンバランスが乱れてしまうと汗や皮脂が増えて、いつも以上に汗臭や皮脂酸化による臭いが気になることもあります。生理中のデリケートゾーンのニオイが気になることも多いと思いますが、生理前は女性ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になり、皮脂腺に脂が詰まるため、それが酸化して臭ってしまいます。それに加え生理中は経血やナプキン、外陰部の汗で下着が蒸れ、雑菌が繁殖して臭いの原因になってしまうのです。

 

また、更年期の一般的な症状である「ホットフラッシュ」は、女性ホルモンのエストロゲンが減少することで引き起こされますが、このホットフラッシュでは、気温や運動などに関係なく突然に大量の汗をかいてしまい、アンモニア臭がすることがあります。

 

対策としては、シャワーなどで清潔を保ち、通気性のいい下着に変え、こまめに生理用品を変える必要があります。更年期の時期は脱ぎ着のしやすい洋服にし、体温調節をしやすくしましょう。また、半身浴などでゆっくりとお風呂につかり血行をよくすることも効果的です。

 

体臭の原因その7.便秘

便秘に悩んでいる人も多いと思います。女性は生理による女性ホルモンの乱れから、便が硬くなったり腸の動きが衰えたりすることで、男性よりも便秘になりやすいと言われています。便秘になると、腸内にニオイ物質が蓄積されて「アンモニア臭」や「便臭」などの悪臭が汗や呼気に混ざり、体臭・口臭をきつくする原因になってしまうのです。

 

便通を整えることが重要になってくるので、水分補給や食物繊維などをしっかり摂り、腸の運動をい活発化させるため運動を習慣化させるようにしましょう。

 

 

Sponsored Link

不快な体臭とおさらばするために

体臭6

異常がイヤーな体臭を発生させてしまう原因でした。それぞれ簡単に対策も記載していますが、この他にも体臭や加齢臭を抑える方法があるのでご紹介していきます。

 

清潔を保とう

これはニオイの元をとるための基本です。身体の清潔を保つことから始めましょう!!

  • 殺菌作用のあるボディソープ・石鹸を使う
  • 汗をかいたらこまめに拭く
  • 頭皮の皮脂もしっかり落とす
  • 服や靴は清潔なものを
  • 脱毛をする
  • 保湿ケアも忘れずに

 

生活習慣を見直す

食べ物やストレスが加齢臭や体臭の原因になります。

  • バランスのいい食事
  • 飲酒・喫煙を控える
  • ストレスを溜めない
  • 質のいい睡眠を
  • 運動

 

ホルモンバランスを整える

ホルモンバランスも体臭に大きく影響します。ホルモンバランスの乱れを起こさないことが重要になります。

  • バランスのいい食事
  • ときめき
  • ストレスを溜めない
  • 質のいい睡眠を
  • 身体を温める
  • 運動

 

Sponsored Link

まとめ

自分ではあまり気づかない体臭が周りの人を不快にさせてしまうことがあるというのはショックですよね。しかし、ニオイが人間関係に大きく作用することだってあります。

ニオイには体質もありますが、病気や様々な原因があります。自分は大丈夫と思っていても、人にはなんらかの体臭はあるものです。

自分の体臭は大丈夫なのか、確認してみましょう。

 

 

最初のコメントをしよう

任意