美白パックが手作りできる?おすすめ簡単な手作り美白パック
美白パックって手作りできるって知ってましたか?
しかもとっても簡単にできるんです。
美白効果も保湿効果もある欲張りパックを自宅で手作り して、美白を手に入れましょう!家で簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。
この記事の目次
肌を白くしたい人必見!簡単な手作りパックの作り方7選
美白に必要なのは、メラニンの生成を抑制する、メラニンの排泄を促す、メラニンを還元するという働きをする成分です。
代表的な成分はビタミンCで、美白効果だけでなくコラーゲンの生成効果などもあり、化粧品の多くはこのビタミンC誘導体を含んでいます。
手作りパックはコスパがいいだけでなく、肌にいい成分だけを自分で配合して作ることができます。防腐剤などの添加物がなく肌に優しい反面、日持ちしないため早めに使い切るようにしましょう。
また、アレルギーや肌に合わないことが原因で肌トラブルを引き起こす可能性があります。
特にアレルギーの場合は重篤な症状になりかねませんので、手作りパックをする際は事前に二の腕などでパッチテストを行うようにしましょう。
1.はちみつパック
一番初めに手作りパックでおすすめしたいのが「はちみつパック」。
はちみつは、ビタミンやミネラルをはじめとし、190種類もの栄養が含まれているのです。
気になるはちみつパックの効果は
- 美白効果
- 高い保湿効果
- 殺菌効果
- 老化予防
です。一つずつみていきましょう。
美白効果
はちみつにはビタミン類も豊富に含まれており、特にお肌にうれしいビビタミンB1、B2、ビタミンCが含まれています。
これらのビタミンはシミの元となるメラニンの生成を抑えてくれるので、美白効果も期待できます。
保湿効果
はちみつに含まれるアミノ酸は角質層にある潤い成分、NMF(天然保湿因子)の成分でもあります。
なので、お肌に塗るとしっかり浸透してくれ、保水効果が期待できます。
殺菌効果
はちみつは、殺菌効果が高いことが知られていますが、その効果で吹き出物やニキビを予防・改善する効果も期待できます。
特にマヌカハニーは殺菌力が高いので、ニキビなどの肌トラブルでお悩みであれば、マヌカハニーがおすすめです。
老化予防
はちみつには、ポリフェノールも豊富に含まれています。
細胞の酸化は、老化や肌のトラブルにつながります。
ポリフェノールやビタミン、ミネラルによる、強力な抗酸化作用で、細胞を酸化を抑え、肌の老化を予防するのに役立ちます。
はちみつパックのやり方
はちみつパックのやり方はとても簡単です。
①入浴後や洗顔後におおさじ1のはちみつを顔全体に塗ります
②その上からラップを目と鼻を避け、何枚かに切って貼ります
③5分ほど置いたらぬるま湯で洗い流し、化粧水や乳液で保湿します
ピーリング効果が高いため長時間放置しないようにしてください。唇の乾燥を防ぐ効果もあるため、目と鼻以外は塗りましょう。
はちみつはクレンジングやローションなどいろんな活用方法があります。
特にクレンジングは高い洗浄力があるだけでなく、殺菌効果で炎症を抑えることもできるので、肌トラブルのある状態に特にオススメです。
2.化粧水パック
化粧水パックとは、いつも自分が使っている化粧水や、ニキビ・美白とお悩みに合わせた化粧水をコットンやパックシートに浸してパックする方法です。
化粧水は手でつける人も多いと思いますが、手でつけるより、パックをするほうが、肌の角質層まで水分を浸透させることができます。
乾燥が原因でできてしまったニキビや毛穴の目立ちも改善されるなど、嬉しい効果も期待できますし、何よりお金もかからないのでおすすめです。
コットンパックの方法
パックは洗顔直後に5分程度が目安です。毎日できるなら毎日するほうが尚いいでしょう。
①コットン全体に化粧水たっぷりと含ませて、2枚に裂く
②さらにコットンを裂いて4枚にする
③コットンを伸ばしながら両頬、額の3か所に貼る
④最後のコットン1枚を半分に裂く。鼻周りとあごに貼って、5分待つ
コットンが面倒という方はコットンフェイスマスクがおすすめです。
3.ヨーグルトパック
手作りパックといえばヨーグルトが一番に浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
ヨーグルトパックは保湿効果も高く、肌トラブルの改善や毛穴の掃除にも効果が期待できます。
使用するヨーグルトはプレーンで無脂肪ではないものを選びましょう。
基本のヨーグルトパック
①ヨーグルトを電子レンジで30秒温めます。(温めて殺菌しましょう)
②清潔な容器でヨーグルトと小麦粉を1:1でダマがなくなるまで混ぜます。
③だいたいおおさじ1ずつで顔全体に塗れるほどの量が作れます。
④塗って5分ほどでパックが徐々に固くなってきます。
⑤10分ほど放置したら洗顔しましょう。
長時間放置してしまうと肌に余分な脂肪分がついてしまい、洗顔後に肌がテカテカしてしまう原因となりますので気を付けましょう。
ココアヨーグルトパック
ココアには肌を修復する亜鉛と老化を防ぐカカオポリフェノールが含まれています。
①ヨーグルトを電子レンジで30秒温め殺菌します。
②清潔な容器でヨーグルト3に対してココアを1入れて混ぜます。
(ヨーグルトをおおさじ1でココアを小さじ1が目安です)
③小麦粉よりも粉っぽさがないため垂れてくることがあります。
④薄く伸ばすように塗ってください。
はちみつヨーグルトパック
はちみつは保湿力に長けているため、保湿効果を高めるパックになります。
①ヨーグルトを電子レンジで30秒温め殺菌します。
②清潔な容器でヨーグルト3に対してはちみつを1入れて混ぜます。
(ヨーグルトがおおさじ1、はちみつが小さじ1、あれば小麦粉を少々)
③混ぜながら小麦粉を少しずつ足していって粘度を調節してください。
ニキビの抑制にも効果がありますが、時間を置きすぎると逆にニキビの原因となります。
ヨーグルトは酸性の食品のため、角質を取り除く効果があります。
毎日パックしてしまうと必要な角質まで溶かしてしまうため、肌の様子をみながら2~3日に1回くらいの頻度で行うようにしてください。
4.小麦粉パック
小麦粉パックでは、小麦粉の粒子が肌内部の汚れを取る働きをしてくれるため、メラニン色素が原因でできてしまったシミの改善効果が期待できます。
基本の小麦粉パック
①小麦粉おおさじ2に水おおさじ1~1と1/4を混ぜて作ります。
②小麦粉を先に容器に入れ、ちょうどいい硬さになるまで水を足していきます。
③ダマを潰しながら2~3分混ぜて垂れない程度の粘度にしましょう。
髪の毛についてしまうと取れにくく、目元や口元にはダメージの恐れがあるため、皮脂腺の多いTゾーン、Uゾーンをメインに塗ります。
全体に均一に伸ばしたら5~20分放置し、放置している間はなるべく、表情を変えないようにして過ごしましょう。
小麦粉緑茶パック
緑茶は殺菌・消臭効果が高く、毛穴の引き締めにも効果的です。ビタミンCも豊富なためシミやそばかすの予防や美白効果が期待できます。
①小麦粉おおさじ2に緑茶おおさじ1を混ぜて適当な粘度になるまで水を足していきます。
緑茶のほかにも抹茶や青汁など、家に余っている粉末茶でも代用可能です。ほのかなお茶の香りも楽しめます。
オリーブオイル小麦粉パック
特に毛穴汚れに効果が期待でき、イチゴ鼻対策にもいいでしょう。
①小麦粉おおさじ1と1/3にオリーブオイル小さじ2くらいを目安に、垂れない粘度になるように徐々に混ぜていきます。固いと感じる場合は少し水を足しても可能です。
小鼻やTゾーン、Uゾーンなど部分的の使用がオススメです。
皮脂や汚れを取ってくれますが、オリーブオイルは保湿力もあるため、肌に優しく使いやすいです。
小麦粉牛乳パック
牛乳に含まれるたんぱく質分解酵素が角質を取り除く働きをしてくれます。
コラーゲン生成を高める効果もあるので、美容効果が期待できます。
①牛乳と小麦粉を1:1で作ります。
②なめらかな状態になるようによく混ぜ、指の腹でマッサージをするように全体にくるくると伸ばしていきます。
③5~10分置いたらぬるま湯で流してください。
レモン汁を少し入れるとビタミンCもプラスされ牛乳のにおいも緩和されるためオススメです。
小麦粉パックよりも保湿力が高く、肌表面がなめらかになります。
牛乳の脂肪分でべたつきを感じる人もいるため、乾燥が気になるときに使用してください。
小麦粉パックの注意点
小麦粉パックは週に1~2回を目安に、室温に合わせて放置時間を変えましょう。
小麦粉が固まり始めてパック状のときには流すようにしないと、どんどん固まって粘土のようになってしまい、落とすときに肌に負担をかけてしまいます。
洗い流す際もお湯を使うと小麦粉が固まってしまうので、水を使うようにしてください。
小麦粉パック後は洗顔料や石鹸は使用せず、水のみの洗顔で十分です。洗浄効果が高いため、必ず洗顔後は保湿を行ってください。
5.ニベアパック
保湿効果の高いニベアの青缶パックが有名ですよね。ニベアの青缶には美白効果のある成分は全く含まれていません。
しかし、ニベアによって肌の表面に膜を張り、乾燥を防ぐことによって、透明感のある肌にすることでワントーン明るいように見せることができます。
ニベアパックのやり方
①洗顔後の濡れた肌にたっぷりニベアを塗る
(このとき、白くなるほどたっぷりと塗ってください)
②そのまま湯船につかってリラックスする
③10~15分置いたら流す
同じく美肌効果の高いハトムギ化粧水と併せて使うことでより効果が期待できます。
①ホットタオルや入浴で肌の血行を良くする
②ハトムギ化粧水で水分を与える
③ニベアを優しく塗って保湿する
ニベアには水分を補う効果はなく、肌にふたをして保湿をするだけなので、ハトムギ化粧水でたっぷりと水分を与えてから、ふたをするように薄くニベアを塗りましょう。
ニベアは油分を多く含んでいるため、塗りすぎるとニキビの悪化に繋がるので気を付けましょう。
6.酒粕(さけかす)パック
酒粕にはリノール酸やアルプチンと呼ばれる美白成分が豊富に含まれています。
保湿・保温効果もあり、老廃物を排出してくれる働きがあります。
①酒粕おおさじ2とぬるま湯を混ぜてペースト状にする
(ヨーグルト、お米のとぎ汁、日本酒と混ぜるのもオススメ)
②顔をマッサージしながら塗る
③10~15分で洗い流す
乾きやすいため上からコットンフェイスマスクやラップをかぶせるとより効果的です。
お酒のにおいがするため、お酒に弱い人にはあまりオススメしません。また、アルコールアレルギーがある人も使用できません。
7.お米のとぎ汁パック
お米をといだ時に出るとぎ汁にはビタミンがたくさん含まれており、美肌・美白効果が期待できます。
においや刺激もないため、お風呂でも気軽に使用できます。
①お米をとぐ
(1回目の水は捨てて、2回目以降のとぎ汁を使用する)
②一晩寝かせる
③とぎ汁の底に溜まった米ぬかを顔に塗る
④5分置いて洗い流す
乾燥する前に洗い流すのがポイントです。
まとめ
白い肌を手に入れるためには、ただ美白にこだわるだけではなく、保湿や肌トラブルのない綺麗な肌でいることも大切です。
手作りパックは他にもたくさん種類があり、目的別に配合して作ることができます。
使用する際はアレルギーテストをするなど十分に注意をしながら、自分に合った素材を使ってすべすべの白い肌を目指しましょう。