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息がくさい?!あなたの口臭は大丈夫ですか?口臭の原因と対策。

あなたは自分の口臭が気になったことはありますか?もしくは他人の口臭が気になったという経験はありませんか?

体臭もそうですが、口臭もなかなか自分では気づきにくいもの。また、「あれ、この人の口臭気になる」と思ってもなかなか指摘できないことも多いと思います。

そこで、今回は「口臭について、原因や対策」をみていきましょう。自分の口臭は大丈夫かなと思ったあなたに是非読んでもらいたいと思います。

 

 

あなたは口臭を気にしたことはありますか?

自分の口臭が大丈夫かなと気にした経験をもつ人はいったいどれくらいいるのでしょうか。私は仕事上マスクをして仕事をしていましたが、ニンニクを食べた次の日なんかは周囲の人に指摘されていました。マスクしていても臭うということは、マスクしていないともっと強烈なニオイを発しているということですよね。相手との距離が近づくほど、臭ってしまう口臭。口臭に悩んでいる人はどれくらいいるのか見てみましょう。

 

公益社団法人 日本歯科医師会が2016年6月に全国の10代〜70代の男女1万人を対象に行った、歯科医療に関する意識調査(参考:日本歯科医師会によると、現代のお口の悩みトップ3に「口臭」がランクインされ、日本人の80.6%が自分の口臭が気になった経験があるということが分かっています。さらに、男性(76.2%)より女性(85.3%)の方がより口臭を気にしているのです。

 

自分の歯や口の中について悩みや気になること

1位:ものが挟まる(43.2%)

2位:歯の色が気になる(32.7%)

3位:口臭(27.1%)

 

そして、同調査では「他人の口臭が気になった」という経験の結果もでています。(以下のグラフ参照)こうみると、女性の方が男性より他人の口臭も気にしているということが分かり、半数以上の人が他人の口臭が気になっているのです。特に配偶者や会社の上司・同僚と距離が近い人の口臭程気になっているということが分かりますね。

 

他人の口臭が気になった経験
※臭いの強い食品を食べた後などの一過性の口臭は除く

そして、自分の口臭について他人から指摘されたことがあるといった経験がある人は全体で約4割(41.5%)いました。その中でも、女性(37.1%)より男性 (45.7%)の方が指摘された経験は多くなってい ます。自分の口臭も他人の口臭も女性の方がより気になっているのに、私的するのは女性の方が少ないという結果には驚きですね。やはり気にしている分、他人には指摘しにくいのでしょうか。

この調査では、口臭を態度やジェスチャーで指摘されたという人が4人に1人いました。以下のような態度をとられたことがあるという人は自分の口が臭っている可能性があります。

  • 自分との距離をあけられる
  • 顔をそむけられる
  • 話をしているとき にイヤな顔をされる
  • 会話が短くなる
  • ガ ムを渡される
このほかにもキスを拒まれたなどというエピソードもあり、口臭は人間付き合いにも大きな影響を及ぼすものなのです。

 

口臭は自分では分からない?

上記の調査結果から、8割の人が口臭を気にしているということですが、口臭に気付いていない人が2割いるということにもなりますね。人はなぜ、自分の口臭に気付かないのでしょうか。

その理由は、体臭や口臭など自分のニオイに嗅覚が麻痺してしまうからです。

自分の体臭って自分では分からないですよね。口臭もそれと同じで自分のニオイに麻痺して気づかないのです。もしかしたらものすごく臭いのに、自分では分からないから他人に不快な思いをさせているというケースも多いかもしれません。しかし、口臭対策をするために原因を知るのと同じくらい自分の口が臭っているのか知ることが重要です。まず、自分の口臭は大丈夫なのかチェックしてみましょう。

まず、以下の項目に多く当てはまる人は口臭リスクが高いので注意が必要です。

  • 寝起き
  • 空腹
  • 緊張している
  • 口の中がベタベタする感じがする
  • 胃の調子が悪い
  • ゲップが卵が腐ったようなニオイがする
  • 虫歯がある
  • 歯石の処理をしていない
  • 舌苔が目立つ(舌が白っぽくなること)
  • ニンニク料理が好きでよく食べる
  • コーヒーをよく飲んでいる
  • 飲酒・喫煙をよくする

 

口臭をチェックする方法は?

では、自分の口臭をチェックしてみましょう。いくつかチェック方法があるので、どれでもいいので試してみてください。

 

口臭チェック方法①マスクを使う

マスクを鼻から口まですべて覆います。マスクをつけた状態で、1分間位、ゆっくりと口から息を吐きます。そして、鼻から息を吸うように呼吸してみましょう。こうすると、自分の吐く息がダイレクトに鼻に入ることになるので、口臭が分かります。マスクをつけていて「なんかくさいな」と感じたことがあれば、それは自分の口が臭いということになります。

 

口臭チェック方法②コップやビニール袋を使う

コップやビニール袋の中に自分の息を吐き、吐いた息のにおいをチェックする方法です。コップ(ビニール袋)に息を吐いてから蓋をし、深呼吸をした後にコップの中の息の臭いを嗅いでみます。

少しでもニオイがすれば、口臭があるということになります。この口臭チェック法は、朝起きてすぐに行ってみましょう。起床後が一番口臭の強い時なので、そのニオイを知ることで普段からどの程度の口臭なのかを知ることができます。ただし、起床後が一番臭っていて、普段からその程度のニオイを発しているという訳ではありません。

 

口臭チェック方法③うがいでチェック

この方法ではオキシドール溶液を使います。薬局で手に入ります。オキシドール溶液でうがいをすると、歯磨きがきちんと出来ているかや歯垢が残っていないかも簡単に確かめることができます。

まず、歯磨きをして、しっかりと口の中をすすぎましょう。そして、オキシドールを2倍程度の水で薄めたものでうがいをし、吐き出します。吐き出したオキシドールから小さな泡が発生していると、口臭が発生しているリスクが高いと判断できます。この時オキシドール溶液に、全体の3分の1程度の泡が含まれていた場合は、歯磨きが十分にされておらず、磨き残しがある可能性があります。

 

口臭チェック方法④口臭チェッカーを使う

口臭チェッカーは、測定する部分に息を吹きかけて、口臭を測定してくれます。口臭チェッカーも多くの種類がでているようですが、口コミやランキングをみた感じだと、「タニタ ブレスチェッカー」がいいようです。1845円で購入でき、持ち運びもできるコンパクトタイプです。いつでもすぐチェックできるので、口臭チェッカーを使うのもおすすめです。

また、口臭外来に行くと口臭測定器によって細かく調べてもらえ、口臭ガスの種類までわかるので、この方法もよさそうですね。

 

口臭チェック方法⑤歯垢をチェック

新しい歯ブラシや糸ようじ、歯間ブラシで歯垢を取り、それを嗅いでみます。歯垢は口臭の原因となる成分を含んでいるので、異臭がしたら、それは口臭があるということです。歯垢が溜まりやすい場所から口臭が発生することが多いので、奥歯や親知らず周辺などは念入りにチェックしましょう。

 

口臭チェック方法⑥唾液をチェック

唾液が臭い場合は口臭がしているということになるので、唾液のニオイをチェックします。唾液を指に取り、嗅いでみましょう。臭いと感じたら口臭があるということです。また、唾液の味でも口臭はチェックできます。口臭があるときは、唾液の味がすっぱくなったり苦くなったりすることがあります。唾液のニオイと味もチェックしておきましょう。

 

口臭チェック方法⑦舌をチェック

自分の舌を鏡でチェックし、舌の周りに、白や黄色っぽいポツポツしたものがついていたら注意。これを舌苔といいますが、舌苔が多いほど口臭を引き起こすリスクが高いです。舌苔とは、死んだ細胞や新陳代謝ではがれた粘膜上皮の細胞や、食べ物の“かす”などが舌の上に溜まったもので、舌苔の量は時間帯や体調によって変化します。そのため、時間などによって口臭が変化するのです。

ただし、舌苔は誰にでもあるもの。布やティッシュなどで舌苔を拭き取って嗅いでみて臭いなと感じたら口臭がしている可能性があります。舌苔は取りすぎるとかえって細菌が繁殖しやすくなるリスクがあるので、やりすぎない程度で。市販の舌ブラシを使い舌掃除をするようにしましょう。

 

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