おしりのセルライトの解消方法は?目指せ美尻!
あれ、このズボンきついな…気づかないうちにおしりが大きくなってる!なんてことはありませんか?気にしなければ見えない部位だから…でもおしりって意外と人から見られているんです。後ろ姿は自分では見えなくても人に見られることが多いですよね。
今回はそんなおしりにつきやすいセルライトについて、できやすい原因やその対処法をご紹介します。
この記事の目次
おしりにもセルライトはできる!その原因とは?
セルライトとは、余分な水分や老廃物が皮下脂肪の内外に溜まってしまうことが原因でできます。おしりや太もも、下半身に多くつくことが多いですが、その原因はなんでしょうか?
おしりは筋肉量が少ない
おしりは筋肉量が少なく、皮下脂肪がとてもつきやすい部位です。女性は下腹部に子宮など大切な臓器があるため、保護するために脂肪がつきやすくなっているといわれています。
脂肪が増えると血管やリンパを圧迫してしまうことで血行不良となります。血行不良は冷えやむくみの原因となり、結果としてセルライトができてしまうのです。
冷えやすくむくみやすい
上記の通り、おしりは脂肪がつきやすいため冷えやむくみを起こしやすいです。他にも、下半身は心臓から遠く離れているため血液の巡りが悪いことも要因となっています。
血液の巡りが悪くなることで老廃物は下半身に溜まり、脂肪と結びつくことでセルライトが作られてしまいます。
生活習慣の悪影響
デスクワークなど座って過ごす機会が多いと、おしりは圧迫され、血流が滞ります。睡眠不足や食生活の乱れから筋肉が固くなったり、脂肪がつきやすくなったりします。
きちんと入浴し、身体を温める習慣を付けることも大切です。
おしりにできたセルライトを撃退する方法とは?
おしりには理想のヒップサイズがあります。ヒップサイズはヒップの頂点から水平に測ります。身長(cm)×0.53で算出します。
それでは、自宅でセルライトを撃退する方法をみてみましょう。
①半身浴
セルライトができる大きな要因は冷えです。ゆっくりとぬるめのお湯に浸かるなどして身体を芯から温めましょう。季節に合わせ37~42度くらいのお湯で汗をかくまでしっかり首までお湯につかりましょう。
また、水分補給をする際も常温の水を取り入れるなど、普段から身体を冷やさないよう心がけましょう。シャワーを直接おしりにあててもいいでしょう。
②リンパマッサージ
簡単にできるリンパマッサージをしてみましょう。リンパの流れを良くするためにはまず身体を温めないといけません。冷えていると効果が出にくいので、マッサージ前は入浴をするのがお勧めです。
まずは老廃物を集めます。
1.片足を足をのばしてもかかとが離れない程度に後ろに引いて立ちます。
2.両手の手のひらで太ももの付け根あたりから腰まで少し力を入れてさすり上げます。
3.おしりの横のお肉も腰の後ろまで寄せていくイメージで揉みほぐします。
4.2~3を5回程度繰り返します。
5.足を交代し、2~4をやります。
こうして集めた老廃物を今度はリンパ節に向かって流していきます。
1.おしりの上、腰の真ん中あたりにあるリンパ節に向かって、集めた老廃物を流していくように指先に少し力を入れてさすります。
2.両手をグーにしてリンパ節の周辺を三角形を描くようにこすっていきます。
3.1~2を5回ほど繰り返します。
こうして老廃物をリンパ節に向かって流します。注意点として
・食後30分以内
・発熱及び肌に炎症のあるとき
・妊婦・生理中の方
・心臓や肝臓に問題のある方
・リンパ節が腫れている
以上に該当する方はリンパマッサージは控えましょう。また、肌を傷つけない為にもオイルやクリームを使ってマッサージするといいでしょう。
塗って10秒マッサージでほっそりするクリームはこちら>>セルライト&むくみをケアするクリームがすごい!
③コリをほぐすマッサージ
冷えによりこり固まったおしりの筋肉をほぐすマッサージです。
1.おしりに力を入れるとくぼむ部分(腰骨の斜め後ろあたり)を左右の親指を使って5秒間ほど押します。
2.太ももとおしりの境目あたりをつかんで揉みほぐします。
このとき、手のひらを使っておしり全体を温めるようにして行います。
3.親指以外の4本を握って軽くこぶしを作り、太ももとおしりの境目をこすります。
4.手のひら全体でおしりを下から上へ引き上げるようにさすります。
おしりの下から腰骨あたりまで少し力を入れて行いましょう。
こうしておしり全体をほぐして血行を良くしていきましょう。
④梨状筋(りじょうきん)マッサージ
梨状筋とはおしりの内側にある筋肉のことです。テニスボールを使って行います。
1.膝を立てた状態で仰向けに寝ます。
2.おしりを持ち上げて左右の梨状筋のあたりにテニスボールをあてます。
3.グリグリと梨状筋のあたりを刺激したり、体重をのせて圧をかけます。
座骨神経痛や椎間板ヘルニア、腰痛もちの方は控えてください。
⑤筋肉トレーニング
おしりの筋肉は普段使われていないので、筋トレをして鍛えましょう。
1.背中が平らになるように四つん這いになります。
2.右足を後ろにまっすぐ伸ばします。
3.足を上に蹴り上げます。
4.2~3を10回×3セット繰り返します。
5.右足を後ろにまっすぐ伸ばします。
6.右肩のほうへ曲げて引き寄せます。
7.5~6を10回×3セット繰り返します。
8.足を上げたまま直角の状態をキープし、上下に揺らします。
9.8を10回×3セット繰り返します。
おしりに集中した筋トレをすることで、余計な脂肪の燃焼に繋がります。
おしりの線もセルライト?
おしりに白か赤の線はできていませんか?セルライトは線ではなく、丸い穴がところどころ空いているような感じです。ボコボコと穴が浮き出るのはセルライトです。
一方、赤い線や白い線がおしりにできている場合はセルライトではなく、肉割れです。できたばかりの肉割れの線は赤く、徐々に白っぽく変わっていきます。セルライトと肉割れを間違えて対策をしてしまうと、かえって悪化してしまうことがあります。
肉割れは妊娠線と同じく、短期間で一気に脂肪がつくことによって皮膚が裂けてしまう現象です。皮膚の表面にあるコラーゲン線維と繊維芽細胞が乾燥することでも起こるといわれているため、乾燥する季節にもできてしまうことがあります。
肉割れは1日も早く対策をしなければさらに増え、消すのは困難になります。普段から皮膚が乾燥しないよう保湿クリームなどを塗って柔らかい肌質にしていくことが日常的にできる対策といえます。
また、痩せている人や、筋トレをしている男性などにも肉割れは起こります。痩せている人は多少のお肉がついただけで皮膚が引っ張られ、裂けてしまいます。筋トレをしている男性は筋肉がつくことによりサイズが大きくなってしまい、裂けてしまうのです。
できてしまった肉割れの線を消すことは難しいです。しかし皮膚の内側は裂けてしまっても、表面の肌を整えることによって、薄く見づらくしていくことはできます。
肉割れを見えづらくするには専用のクリームを日常的に塗ることが大切です。専用のクリームには主にペプチドと保湿成分が含まれています。ペプチドは体内のコラーゲンの生成を手助けするため、表面のコラーゲン線維を修復していくことで見えづらくしていくことができます。
保湿クリームをつけてマッサージすることで、さらに効果を高めることができます。クリームを塗った場所を軽く揉んで塗りこんでいきます。マッサージをするというよりも、クリームを浸透させていく感じですね。
まとめ
いかがでしたか?おしりはセルライトや肉割れができやすく、自分でも気づかないことも多いです。
普段から血行を良くするために入浴をしたり、保湿をすることが大切ですね。
セルライトがつきやすい部位は他にもあります。以下の記事も参考にしてくださいね。